2010年12月23日木曜日

香港

二階建てバスから、ネイザンロード・モンコック近辺を撮影
先日出張で四泊五日で香港に行ってきた。久々に訪れる香港の街並みは、正直ずいぶんと変わったなぁという印象であった。

香港といえば広東語圏。基本的に街中で話されている言葉は広東語がベースで、英語もよく通じる。ただ、いわゆる普通話は、若い人には通じるものの、30台後半の人から途端に怪しくなる。実際に普通に通じるタクシー運転手などもいたのだが、基本的にド下手な普通話なので、コミュニケーションに一苦労。やっぱり英語のほうが楽。では、英語なら誰でも問題がないか、というと、英語を話せない人もいる。いわゆる広東語オンリーというひともいるので、そういう場合はもう筆談でやるしかない。

しかしながら、広東語の文法や使う漢字は普通話とちがうこともあり(繁体字や簡体字の差異ではなく、実際に違う)、たとえば「彼は日本人ですか?」という場合、普通話なら「他是不是日本人呀?」となるところ、広東語の場合は「佢係唔係日本人呀?」となるようで、漢字も違うのでピンと来ない(一呼吸於けば何となく分かるけど)。全然わからなかったのが、冇という漢字。たとえば普通話では「私はお金が無い」というときに「我没有钱」となるのだが、あちらでは「我冇銭」となる。一瞬書き違えか何かで「カネがあるのか」などとおもうのだが、どうもちがう。「没有」が「冇」になるのかとおもったら、どうもそうでもないようで、「我冇去」などとも書くので「不」という意味もあるようだ。一応広東語でも普通話で書けば通じるのだが、普段こういう文法で普通に書いている人にとっては、自分から書くのは難しいのかもしれない。
今回の出張先の相手方のエンジニアがまさにこのタイプで、一生懸命頑張って普通話で話をしてくれるのだが、見事なグラデーションを描くように広東語になっていってしまい、最後は100%ネイティブな広東語で熱く語ってくれるのだが、途中で我に帰ってまた普通話で話そうとしてくれていた。相手は私の普通話を理解してくれるのでまだマシだったのと、基本技術的な会話がベースなので意思疎通に問題はなかったのだが、なんとも中途半端なコミュニケーションであった。また、マレーシアからもエンジニアがきており、彼らは流暢に広東語も普通話もはなしができるので、香港人とマレーシア華人と北京に住んでる日本人が普通話でコミュニケーションをしているという、なんとも珍妙な光景であった。しかしながら、中国語の利便性を改めて痛感した瞬間でもあった。

広東語と日本語にもいろいろと共通点があるようで、たとえば、本当かどうかはわからないが、日本語の「はい」は広東語の「係(ハイ)」からきているという。明治時代あたりにイギ リス軍からトレーナーを読んだ時に、当時香港駐屯のイギリス人が日本語で明確な返事が出来る言葉がなかったから、広東語での「はい」を採用したとかいう話 を以前効いたことがある。たしかに電話越しに「はい、はい」なんていっている香港人がよくいるし、意味もほぼ同じのようなので、そうなのかもしれない(しかし「いいえ」は「唔係(ンハイ)」なので、本当にそうなのかどうかは不明)。

昔香港に行ったときは、基本的にどこにいっても英語が通じたように記憶しているが、どうも状況が変わったのだろうか。。ホテルの従業員などの人は大概普通話を話せるし、ホテルの清掃スタッフは広東省出身者が多いため、 普通話と広東語両方を操ることができるため、比較的楽にコミュニケーションはできる。またセブンイレブンやワトソンなどの商店や飲食店などでは、従業員が若いということもあるのだろうが、癖はあるものの流暢に英語も普通話も話せるので、道を聞いたりするときには大変便利だった。インド人もおおいし、いろんな国の人がひしめき合っているので、マルチカルチャーな香港では英語は商売上重要だ。ただ、エンジニアやある程度の年齢以上の方は結構微妙なのが辛い。

言論の自由が保証されている香港では、いろんな街宣活動などを行っているのも新鮮だった。日本では普通のことかもしれないが、中国では基本的にご法度。ただ、香港では中国軍歌の替え歌で中国政府を皮肉ったようなものまで普通に流されていることに、少々驚いた。やはり中国に変換されてから10年以上たっているといえど、まだまだ中央政府に反発を覚えているひとが多いということなのだろう。

こんなこともあった。タクシーにのってドライバーに普通話で行き先を伝えると、大変態度が悪かった。やはり大陸メインで中国語を習得しているので、私の話す中国語は大陸訛り、それも北方の訛りがあちこちにあるようで、そのことは上海に行く際にも多数の人から指摘されているので自覚しているのだが、どうも私の話す中国語の響きに拒否反応があるようだった。

その後同僚の日本人と日本語で会話をしていると、日本人であるとおもったようで、急に態度が良くなってきた。たいした距離を乗ったわけではなかったのだが、その豹変ぶりにはびっくりしてしまった。同じ民族なんだから、もっと仲良くしてもいいのに、とおもうのだが、彼ら香港市民としてみれば、色々と複雑な思いもあるのかもしれない。

出張自体は成功裏に終わり、無事北京に帰還した。なにはともあれ、言葉の違いや文化の違いを商売を通じて色々と感じ取った出張だった。明らかに大陸とは考え方も言語も勝手も違うが、反面、金融都市である香港は、資本主義を謳歌している大変魅力的な街であることを再認識できた。今後は香港と往復することも増えてくると思うので、徐々に簡単な広東語も覚えていかねばと思う今日この頃だ。

2010年12月14日火曜日

寒い寒い寒い寒い寒い!!!

今日の最低気温はマイナス12度。
ありえないくらい寒いんだけど、今年はまだ雪も降っておらず、ある意味まだましな方かも。今週末はどうやら割りと暖かくなるようだけど、それでも最低気温マイナス6度の予報。。。週末には所要でHKに行く予定なのだが、どうやらそのHKも最低気温が4度とか。なんということだ。。短パンでアロハでも着ていこうと思っていたのに、計画が完全に頓挫。まぁ重慶大厦のインド料理でも食べながらっていうのが一番イイのだろうか。。。渡しが行くところに寒波が訪れるのだろう、と割りきって、寒いHKでインド料理でもたらふくたべるとしよう。

2010年12月13日月曜日

最近の(個人的な)お酒事情

先日帰国する前に、実は弟にニッカウヰスキーのHiNikka(ペットボトル2.7リットル)を買ってくれるようにお願いしていて、それをスーツケースに入れて持って帰ってきて、帰国後3週間で2/3を飲んでしまった(一週間平均600cc。ほんと、ありがとうね!)。そんな高くないウイスキーではあるんだけど、しっかりと作られている結構まともな味で、私は個人的にサントリーのウイスキーよりニッカのウイスキーを非常に好んで飲んでいる(のだが、北京ではうってないんだよね)。

そうこうしているうちに、友人から珍しいお酒をもらった。というのも、日本では多分売っていないんだろうと思われる「BOSFORD」というジン。ラベルに「EXTRA DRY GIN」ってかいてあるんだが、非常にすっきりして飲みやすいジンだ。冷蔵庫に眠っていたライムを絞ってジンライムをつくって飲んでみたが、これまた大変な美味。久々にジンを飲んでみたのだが、しばらく飲んでいると(というか、いつの間にかボトル1/3程度開けてしまった)やっぱりウィスキーが飲みたくなる。別に特段高いウイスキーを飲むわけじゃないんだけど、自分が好きなほっとする酒はウイスキーなんだろうなぁ。なんでだろ?

ということで、いまはホットウイスキーにして、寒い北京をしのいでる。今週は最低気温マイナス12度だ!でも、今週は香港にも出張なので、体調を壊さないようにしないと。。。

2010年12月10日金曜日

頭文字Dの曲のBlazin' Beatを聞いていてふと思ったこと。

ちょっとふと思ったことであったのだが、頭文字Dアニメの主題歌であったm.o.v.eの曲であるBlazin' Beat聞いていておもったんだが、さりげなくラップのところに中国語が入っていたりしているようだ。音楽の3分12秒あたりに「実際のところ不明白」(じっさいのところ bu ming bai)と発音しているではないか?! ちょっと興味のある方は聞いてみると一発で「おお、中国語のフレーズが入っている!」と気づくだろう。まぁ全然意味分かんないかもしれないけど、なんか発見した瞬間は少し嬉しかったりする。

2010年12月6日月曜日

愛犬「納豆」が出勤

今日は私の愛犬、ミニチュアシュナウザーの「納豆」も出勤。うちの会社のスタッフは全員愛犬家。そのため、我が愛犬が会社に着くなりアイドルに変身してしまう。基本的に普段寝ているだけが芸という何のとりえもない犬なのだが、わりと人の心をつかむのはうまいようで、愛想としっぽを振りまいている。

以前はよく連れて会社にきていたものだが、スタッフのひとりが妊娠しており、極力つれてこないようにしていたので、実質9ヶ月ぶりくらいのカムバックを果たした納豆。やっぱりオフィスは覚えているようで、うろうろとしつつ、所定の位置(私の横の椅子)に座ってすやすやとおやすみ。途中なんどか起きて散歩しつつ、またおやすみ。こちらが怒涛のごとく仕事が舞い込んでいるときに横でグーグーといびきを立てながら寝ている姿を見ると、ハリセンかなにかで引っ叩きたくなる衝動にかられるが、まぁそれはそれでよしとしておこう。

基本人が大好きな犬なので、ほとんと吠えず、なおかつ抜け毛も大変すくないので、本当にかいやすい犬種なのだが、椅子に登ろうとしてバランスを崩してずっこけたり、注意するとふてくされて寝ているあたり、なんだか犬としての本性を失っているのではないかと思うことがある。まぁ、たまにオフィスに来ると環境も変わり、また社員のコンパニオンアニマルとしても良いし、社交性も身につくので、今後もたまには連れてきたいと思う。

2010年12月5日日曜日

肉じゃが

寒さが一段と増してきた北京だが、久々に肉じゃがが食べたくなってつくってしまった。実家に電話して肉じゃがの作り方を聞いて、改めてつくってみたのだが、母の領域に達するにはまだまだ時間がかかるなぁと思いつつ、自分なりには納得出来る味が再現できたつもりだ。

関東地方出身の方は、家の肉じゃがといえば豚肉なのだそうだが、我が家は関西系ということもあり、基本的に牛肉。シンプルながら奥深いあじが味わえるのも、牛肉ならではなのではないだろうか。豚肉の肉じゃがも食したことはあるものの、あっさりとした味わいになってしまい、これはこれでよいのかもしれないが、自分の中の肉じゃがではないと感じてしまう。肉じゃがのように、家庭料理の最たるものは、其々の人々が自分の中の「肉じゃが」の味をもっているのではないだろうか。

先日タオバオで業務用みりんをみつけて(一升ペットボトルで35元)しまい、早速購入してつかってみた。以前はみりんを買おうとすると、900mlで80元くらいしていたもので、購入に二の足を踏んでしまっていたのだが、一升でこれだけ安いものが見つかってしまうと、心置きなく使うことができるので、これはかなりありがたい。日本料理になくてはならない食材も、ネットのおかげでずいぶんと安く購入できるようになり、大変恵まれた時代になったものだとつくづく感じる。

2010年12月2日木曜日

Singin' Clock

自宅で夜中まで仕事しているとき、大概は東京につないでradikoでJ-Waveを聴いている。中学生くらいから、FMを聞くときは殆どJ-Waveばかりだったのだが、前にも書いたが、ここ北京からもこうして聞けると思うと大変感慨深い。

北京は日本より一時間遅いため、午前4時の段階で午前5時のSingin' Clockが聞こえてくる。まいど聞くたびに「あぁ、もう日本は5時か」と思ってしまうのだが、まだ北京は4時。あと1時間くらい仕事できるかな、と思ってしまうあたりでかなり時間感覚がむちゃくちゃな生活をしているかもしれない。結構普通に午前中から仕事をしているので、睡眠時間が削られているものの、ノッているときは疲れを感じないものだ。

J-Waveを聞きながらサントリーの烏龍茶に米焼酎をいれてウーロンハイを楽しみながら、ながら族でJ-Waveを聞きいて仕事をしていると、北京にいるのを忘れてしまう。北京にきたばかりの2003年当時、サントリーの烏龍茶はまだ北京市場には入ってきておらず(上海のみ)日本の音楽に恋焦がれてCDを探しに週末になれば北京中のCD屋をめぐり、焼酎はデパートでたまに買えるといったような状態だったが、大変恵まれた環境になったもんだとつくづく思う。

2010年11月30日火曜日

新ルーター導入!

自宅のルーターを交換した。今回導入したのはTP-LINK TL-R478というルーターで、IntelのIXPシリーズのCPUを積んだ、中小企業向けの高速ブロードバンドルーターだ。自宅のネット環境は小区寛帯(居住コミュニティブロードバンド)なのだが、結構周りにウヨウヨとウイルスに感染しているパソコンがいるようで、何かと攻撃を食らうことがおおい。このルーターはこのあたりの防御性能が非常に良いことと、なによりPPTP接続なども非常に安定した性能があることから、VPNを多用する私としては、なくてはならない安定性を提供してくれる優れたルーターだ。

自宅の無線LAN環境は、これまで使っていたTPーLINK TL-WR941Nを無線HUBとして使用して、これまでどおり無線でも使うことができる(ただ、この機械のバグで設定に手こずってしまった…)。自宅には、Intel Mac Mini1台、MSI Wind1台(MacOS入)、Windowsノート2台、リビング用マシン1台、そしてバックアップ機のPPC のMac Mini1台という構成なので、無線LANは必須となっている。

交換してから使ってみているが、まずPPTP接続が非常に安定したこと、また国内のサイトを閲覧してもこれまでと違って閲覧スピードが向上していると体感できるほどの差があり、今後はこれなしには仕事は出来なさそうだ。なにはともあれ、自宅のネット環境が向上すれば、自宅で仕事をするときも快適にでき、寒い北京を過ごすにはうってつけのソリューションだ。

2010年11月26日金曜日

Motorola マイルストーン


仕事上、キーボードが付いている携帯電話で、いろんな機能が使えるケータイを探していた。以前はHTC G1を好んで使用していたのだが、なにぶん初期のAndroidケータイということもあって、動作は遅く、また作りも華奢だったこともあり、業務専用機をしっかり探してみた。一応私の結論からいうと、Motorolaのマイルストーンという機種にあたったわけなのだが、これがかなり良いマシンだ。

何かと評判の良くないキーボードだが、私としては十分に使用できる使用感があるのと(日本のガラケーのキーボードのクリック感からするとある程度音ってしまうのは否めないが、普通に使うことができるレベルのキーボードを搭載している)、大きなディスプレイを搭載し、反応スピードもなかなかどうしてかなり使えるレベルに仕上がっている。

他にも1台iPhone3Gを所有しており(HK正規版、iOS4.2.1)、こちらはもっぱら過去から使い続けてきた中国移動通信のSIMがはいっており、EDGEしか使えないため、簡単なメール確認やSMS、それに電話機能をメインとしてつかっているが、マイルストーンは基本的に業務専用機として割りきって使っている。

マイルストーンにはチャイナユニコムの3GSIMを入れており、非常に快適に使い倒している。どちらかというと、緊急連絡時に電話を、それ以外は業務用とということで、電話をかけたりSMSを投げたりといったような機能はほとんど使っていない。ただ、マイルストーンはiPhoneにくらべて電池の消費が大変速いのが玉にキズだ。マメに充電するか、電池を2つ持ち歩く必要があるのだが、そうしたマイナスポイントを考慮してもまだ評価の高い、非常に使えるケータイだ。

2010年11月22日月曜日

東京の夜景

土曜日の夜に、久々に弟とドライブを楽しんだ。というより、私のわがままのために弟が時間を割いてくれた、というほうが正しいと思うが。。
私が知っている東京の細かい姿は、おおよそ7年半前のままで、それもいつも通っていたり、普段かよっていたような場所の記憶が一番印象が強く、また夜の東京の雰囲気の印象もつよかったりする。お台場方面から銀座に抜けられる新しい道路を通ってみたり、東京の美しい夜景を見てみたり、なかなかよい思い出作りができた。いつもバイクで通っていたレインボーブリッジからみえる景色も、なんだか7年半前にタイムスリップしたような、そんな不思議な感覚に陥った。
また機会があったら、250のスクーターででもいいから、通ってみたいなぁ。

初めて見たA380

先日日本にもどるときに、北京首都国際空港第三ターミナルで何気なく外を見ていたら、いきなりA380が目の前に現れた。その大きさはB747の比ではないほど大きく、山のような大きさだった。すかさずiPhoneでとったワンショット。

2010年11月20日土曜日

久々の日本滞在

久々に日本に滞在している。といっても、明日には北京にもどるのだが。。。
日本にもどってきたのは昨年3月末〜4月初旬に出張で戻ってきて以来だが、それにしてもなんとも時間がたつのは速いものだ。今回は丸々一週間の滞在だったが、やっと日本に慣れてきた頃に北京に戻ってしまうこととなり、少しさみしい気もする。

普段北京では気づかなかったような発見があったり、サービスクオリティーの高さを再認識したり、 なんとなく覇気のない社会を感じたりしつつ、日本の食のクオリティーの高さに驚きを感じ、なおかつあまりに精錬されすぎているがための閉塞感も感じた。結局、人間というものは、要求を書きためてけば際限なく書いてしまうのだろう。

明日北京に戻ってからまた北京で日常が始まるが、今後は出張機会も増えていきそうな感じだ。すこし日本でも問題なくスムーズに行動できるよう、リハビリする機会も増やしていきたいと思う。

2010年11月8日月曜日

寒い夜はモツ鍋





先日たべたモツ鍋。心まで暖まって、おいしかったぁ〜。

2010年10月19日火曜日

オフィスに金魚

オフィスに金魚を購入。女人街にて格安セールで安かったのと(全部セットで50元)、なおかつ結構丈夫な金魚とのことで、飼育に失敗する可能性が低いという。オフィスに金魚などの魚がいると風水が良くなるという中国の言い伝えがあるそうだが、ちいさな魚がいると心がなごむことは確かだ。ちょっとした水草などもあったりして、なかなか綺麗な金魚。この先寒い冬は動きが鈍くなると言うが、ここ北京はセントラルヒーティングで冬中温かいので、なんとか耐えられるかな。。

2010年10月14日木曜日

と思ったら違ったみたい

と思ったら違ったみたい。中国ではアク禁になったりすると、普通に見つからないか、もしくは使用している回線業者のポータルサイトなどに飛ばされるのだが、今回もそのような状態がでていたので、Yahoo! JapanのDNSがぶっ飛んだのかな?

2010年10月13日水曜日

中国からYahoo!Japanが遮断?

さきほどちょっとニュースを閲覧していたら、突然Yahoo!が見えなくなってしまった。東京につないでみてみても、やっぱりダメ。どういうことでしょうこれは。。。。ちなみに、headlineなどはみえるものの、その他のコンテンツは何を動やっても見れなくなってしまった。GFWで何かやっているんだろうなとは思うが、それにしてもあまりにもあからさまな操作だなぁ。。。もうちょっとさりげなくやればいいものを。。。

2010年10月5日火曜日

寧夏・銀川にて


日本から4000キロほど西にある寧夏回族自治区・銀川市。映画「敦煌」で有名な西夏王朝の都「興業府」があった場所としても今なお大國の本陣観光客で賑わうこの年だが、ちょっとしたことがあって久々に舞い戻ってきた。

それにしても辛いのは気温。この時期なのに夜の最低気温は4度。日中は20度以上あることもあり、日較差があまりにも激しく、なおかつ綺麗な夕焼けが見えるほど空気が乾燥しており、夕焼け時には紫からオレンジのグラデーションが見られるほど。

ただ、一寸嬉しいのは北京よりもGFWが弱いこと。ネットワークは大変快適で、日本への接続もかなり楽。HKやその他の場所へのPINGもかなり早い。北京は中国で最も検閲の厳しいとしなんだなぁということを改めて実感させられる。6日の午後には北京にもどるが、ここ寧夏の羊は涙が出るほど美味しいので、明日あさっての限られた時間、もうすこし食べ歩いてみたい。

2010年9月29日水曜日

車より乗りたいバイク。。。ただし季節限定

中国の交通事情を見てみると、電動自転車などに乗るのは大変怖いのだが、最近結構バイクがちょこちょこと見られるようになってきた。基本的にバイクのナンバー発行制限をしている北京市なので、数が増えることはないのだろうが、眠っていたナンバーをカネになると売り飛ばして、新しいバイクのナンバーとして登録している人が多いのかもしれない。

日本でもバイクに載っていたことがあるが、こちらに来てから「いつかは北京でもバイクを」という思いを持ってきていた。車があるのになぜバイク?とおもわれるかもしれないが、やっぱりバイクは楽しいものだ。

中国は御存知の通り無数のバイクメーカーがあるのだが、どれをとっても実用バイクばかりで、面白味のあるバイクはほとんど生産されていない。むしろそういうバイクは日本メーカーの独壇場といっても差し支えないくらいだ。

そんな中で強烈な異彩を放っているバイクが「長江750」というバイクだ。ご存じの方も多いと思う。たまに北京でもサイドカーの長江750にまたがってまちを徘徊している白人外国人がいたりするのだが、結構オーナーズクラブなども盛んにひらかれているようだ。ただ、私はサイドカーには全く興味がなく、普通に単車としての長江750に興味がある。

このバイクは探せばかなりの情報が出てくるバイクなので詳細は省くとするが、BMW-R71型をベースとしたコピーで、大戦後ソ連が摂取したBMWーR71型の工場の設備を中国がソ連より買収した設備で生産されているバイクだ。今も基本設計は昔のまま生産されているのだが、スペアパーツを寄せ集めて作っているようなものもあり、結構アバウトに造られているものの、旧軍事工場や民間工場がスピンアウトしていまも生産されている。エンジンはサイドバルブ式空冷4ストローク水平対向2気筒ガソリンエンジンだ。

いまも人民解放軍の現役軍用バイクとして使用されていることもあり、アフターパーツ面でも問題がないばかりか、基本設計が古いバイクなのでメンテナンスなども殆ど自分でできてしまうほど簡単。さらにシャフトドライブなのでチェーンドライブと比較して駆動系は殆どメンテフリーということもあり、かなりスペック的に気に入っているバイクだ。ただ、前輪後輪ともにドラムブレーキであったりと、古さは否めないため、多少のカスタマイズは必要かと思っている。

北京だと、代替2万〜3万元くらいで購入できるので、いずれ一台もちたいとおもっているのだが、問題は北京の気候。冬はマイナス10度〜20度くらいまで冷え込むため、実質稼働できる季節は春〜秋まで、それも黄砂などがあると乗れず、夏は夏でスコールが降ることがあるため、結構微妙といえば微妙。それでもいつかは乗ってみたいと思いつつ、いままで来ている思い入れのあるバイク。来年くらいには手に入れられるかな。。アフターパーツもおおく手に入るたので、購入することがあれば、一生手に塩かけてメンテナンスしていきたいと思う。

2010年9月26日日曜日

寒い。。。

平均気温が下がってくる毎日。朝晩の冷え込みは徐々に厳しくなってきているが、日中は二十度前後の気温なので、温度差が体の疲れを倍増させている気がする。

この二週間、休みが半日だけ、さらに徹夜日4日というのも大きな問題なのかもしれないが、なかなか疲れが抜けない。という今日もデータセンターで徹夜明け。さすがに今日は一日ゆっくり休みたいと思うものの、なかなかそうも行かないのがこの業界の辛いところかもしれない。

領土問題で荒れ狂いかけた日中関係も、不完全燃焼な形ではあったが、一応決着がついた。これで多少忙殺される状況が減るかもしれないが、日本人としてはなんとも物悲しい決着の付け方であった。こういうニュースも疲労度を倍増させている気がするが、一番の問題は「ろくな物を食べていない」状況だったかもしれない。忙しくなるとどうしても外食が多くなり、さらに時間がなくなると出前に頼ってしまう。これらが良くないスパイラスを引き起こしているような気がしてならない。やはり健康的な食事は健康的生活を送る上で非常に重要であろう。

今日は午後からゆっくり羊肉のアイリッシュシチューと貰い物のナマコでスープでもつくって、鋭気を養うような食べ物で体をいたわろうかな。そうしたら、酒も適量で美味しく飲めるかもしれない。

2010年9月23日木曜日

最低気温9度。。。


先週から急に冷え込んできたが、昨日今日と最低が9度となっている。羽毛布団をかけて潜り込まないと眠れないほど寒くなってきた北京。昼間は涼しくてカラッとして大変過ごしやすいのだけど、日替くれてくると10度近く下がってしまう。もうそろそろ冬支度だ。

2010年9月9日木曜日

言語によって変わる思考

先日、たまたまNewYorkTimesの記事「Does Your Language Shape How You Think?」を何気なく見ていたのだが、かなり共感できるところがあった。ぶっきらぼうにまとめると、言語というのは考えていることをアウトプットするのではなく、考え方の指向性を決めるものだ、とでも言えばいいだろうか、そういう記事である。

確かに私も普段の日常生活では中国語で行うため、中国語を話すときの自分と日本語を話すときの自分というのが明らかに違うような気がするときがある。たとえば、日本語でタクシーの運転手に行き先を伝えるときの表現方法と中国語で言う時では相当な差異があるし、コミュニケーションの方法もちがう。これはバイリンガルな人なら誰も同じような問題を抱えるそうだが、これこそ言語による考え方の方向性の違いなのではないだろうか。

日本語で考える場合、たとえば「水を買ってきてくれ」といえば、普通にミネラルウォーターになるだろうが、中国では飲む液体であれば、ジュースだろうがお茶だろうが水と表現する。日本語で「そこを右に」と表現するが、北京での中国語会話では「そこを北に」「南に」と方角で表現する。日本語で「何か食べたい」とはいうが「何か物を食べたい」という表現はないだろう。また、特にこれは住んでいる地域にもよるのかもしれないが、日本語で会話している時の100キロメールと、中国で会話している時の100キロメートルは、明らかに距離感が全然違う。中国語だと100キロメートルくらいはそれほど遠く感じないのだが、日本語だと途端に遠く感じる。言語によって同じようなことを考えてたり表現したりしているとは言え、その考えている方向性が違ったり、みえている世界が違うのだろうとおもう。

別に自分は二重人格とは思わないし、意識して見えている世界が違うと感じたことはないが、無意識のうちに、話している言語によって見えている世界が違うかもしれないというのは、大変興味深いことだ。


2010年9月2日木曜日

ほっともっとin北京


最近日本の外食産業が中国市場に進出してきているが、ほか弁を離脱したほっともっとが北京に進出してきている。中関村の数碼大厦の裏辺りに中国第一号店が出店して、先日中関村に用事があったため、ついでに寄って久々の日本の弁当を味わうことができた。

頼んだのはのり弁。日本では普通に食べることができるのり弁だけど、正直涙が出そうになるほど日本の味そのものだった。日本でのり弁を食べる時なんかそれほど気にならなかったが、サクサクした揚げ物、美味しいご飯、しっとりとしたのり、その下に広がる昆布、そしてフライとコロッケの間に挟まれている笹の葉、といった日本では普通かもしれないけど中国ではなかなか目にかかれない、気遣いのしっかりした弁当であった。

加えて食べ終わっても胃にもたれることはなく、なおかつ心地良い満足感がえられて、弁当をきわめた「計算され尽くした」弁当であった。加えて値段も非常に安い。店長さんともおはなしさせていただいたが、これから積極的に北京でも展開されていかれるとのこと。

うまい、安い、早い、そして気遣いがしっかりしていて、なおかつ胃にもたれない、というのは、中国ではこれまで殆ど無かった。早く東のほうにも出店してほしい!したらパワープレー絶対するだろうとおもう。

2010年8月31日火曜日

北京の夕暮れ

北京の秋口の夕暮れは、オレンジ色から紫のグラデーションを描きながら日替くれていく。シリコンバレーなどもそうだが、空気が乾燥しているとこのような夕暮れになるらしい。もうちょっとしたら、そんな天気になるのかな。

2010年8月30日月曜日

3つの視点


北京市海淀区知春路北航南門付近にて。

2010年8月29日日曜日

我家の愛犬「納豆」

我が家の愛犬。名前は「納豆」。
日本らしい名前ということでつけた、というよりは、うちに来た日に体臭が非常に納豆っぽかったということで、納豆という名前になったのだが、それは秘密だ。

ドイツ原産のミニチュア・シュナウザーという犬種だが、非常に喧嘩っ早い犬で、なかなか利口な犬である。主人の命令は基本絶対服従だ。暑さに弱い犬なので、夏場は基本全ての毛を借り上げているため、見た感じミニチュアヤギみたいな風貌になってしまっている。もともとシュナウザーというのはドイツ語で「口ひげ」という意味だそうで、日本の元首相・村山富市氏のように眉毛が長く、そして口周りの毛を残すのがスタイルとなっている。

以前は頭のてっぺんから尾までの中心線をモヒカンにして、かなりファンキーな犬になっていたのだが、引越ししてからこの近所の動物病院のペットサロンがあまり上手ではないので、最近はやめている。以前は自らバリカンをもってカットしていたこともあるのだが、結構難しいのと、毎回カットするたびに虎刈りになってしまい、あまりのみすぼらしさに主人である私(というかカットした張本人)が爆笑してしまい、さすがに最近はカットするのをやめている。

つぶらな瞳でじーっとみてくるときなど、本当にかわいいなぁと思う。冬に強い犬のハズなのだが、冬場はこたつの中から来客を知らせるために吠えるなど、かなり横着な犬でもある。まぁ、一応番犬としての自我をもっているようなのでよしとしているが、犬は飼い主に似るというとおり、余計なところは非常に似ているのかもしれない。っていうか犬なんだから、雪が振っても庭駆け回るんじゃないの?

2010年8月28日土曜日

武装警察のBMW6シリーズガブリオレ


たまたま北京市・朝陽区の大望路をはしっていたら、目の前にさっそうと運転のあらい武装警察のBMW6シリーズガブリオレが走ってきた。っていうか、日本の警察がこんなののっていたら国会で槍玉に上がりそうなものだが、ここは中国。やはり政府が強い! でも、公務員を大事にしない国家は、本当に国が弱くなってしまうとおもう。国が崩壊したら、国民はどうするんだ?! もっと国の根幹というものを、本当にじっくり考えなおすべきなのではないかとおもう。でも、警察でガブリオレって、西部警察じゃないんだから。。。これはやりすぎとは思うけど。

2010年8月26日木曜日

ある夏の暑い日

仕事で言った北京市郊外の昌平区にある工場の玄関にて。

2010年8月19日木曜日

13万キロ達成


新車で購入してから、ちょうど七年たった我愛車、北京JEEP2500。SARS直後に発表され、当時の中国を勇気づけたと言われている車なのだが、思えば相当な修理回数をこなし、文句も言われながら健気にずいぶんと走りまわってきたものだと思うが、いつの間にか13万キロもはしっていた。たまたまたふとみたらジャスト13万キロだったので、思わず写真をとってしまった。ここまで乗ってくると、車といえども愛着が沸いてしまい、のち潰すまで乗り続けようと思っている。駄々っ子な車だが、本当にかわいい車である。ご褒美にハイオクをいれてしまった。これからも大事に乗って行きたい。

2010年8月17日火曜日

臨時住宿登記表を更新

中国どこでもそうだが、旅行であれ仕事であれ現地在住であれ、外国人は臨時住宿登記表を住んでいる、または宿泊している最寄の派出所に届け出る必要がある。ホテルなどに宿泊している場合は、すべてのフロントのコンピュータが公安とリンクしているので問題はないが、一般住居に住んでいる場合は本人が派出所に出頭して届出をする必要がある。これが相当面倒であって、担当者によって言っていることが違ったり、現地で待たされたり、適当な回答をされたりと、毎回毎回散々な目に合う。

今回も4回通ってやっと通った。初回は書類が足りないということで(実際は足りていた)、まぁ次回で直せば良いと思い出直して、二度目は「ネットワークが壊れた」という理由で午後3時にすでに営業終了。三度目は午前中から待っていたのだが人がおおかったため、11時30分で午前の受付終了。午後は1時からということで表で食事をして時間を潰して1時前に戻ってみると、係員はまだ食事したり談笑しているので、聞いてみると「私は外国人手続きはできない。できるものは2時にならないと帰ってこない」と言い放った。

予定もあったのでその場で諦めて一旦会社に。四度目は当日の午後4時ごろに再度トライしてみたところ「契約書に判子がない(個人間契約書はサインだけでいいので、家主と直接契約している渡しの場合ははんこ入らない)」「コピーがない(コピー機が後ろになるのに使わせてくれず、結局200m離れた指定コピー屋にコピーに行く)」だの色々と因縁をつけられたものの、一つ一つクリアして、書類上の不備がなくなると、今度は尋問。

仕事は何をしているのか、どういう仕事なのか、どの会社なのか、どこにあるのか、最後に中国に入国したのはいつか、今後いつ出国する予定があるのか、などなどをしつこく聞かれる。一つ一つ丁寧に答えて、その後仏頂面をしたままキーボードをカタカタたたき続けること5分(どう見ても打ち間違えてはバックスペースで消してということを繰り返しているようにしか見えなかったが)。ドットインパクトプリンタがけたたましい音を立てながら、写真の臨時住居登記表を印刷してくれて、無事終了。

以前住んでいた東直門の派出所は大変フレンドリーで、なおかつ迅速に対応してくれたのだが、いま私が住んでいる管轄の派出所はかなり最悪のレベル。やる気を感じないし対応もひどいものだが(というか、ヤル気を出したら負け、対応を良くしたら敗北と思っているとしか思えないくらいひどい)、まぁ無事に発行されただけ、感謝すべきなのかもしれない。

2010年8月16日月曜日

週末の晩酌に合うレシピ10品

最近糖質ゼロを目標としているせいか、かなり血糖値がさがったのだが、とはいってもお酒はのみたいもの。元来あんまりビールは飲まなかった(というか、中国に来てからビールを飲む回数が激減した)というのもあり、過去にも書いたかもしれないが、ウイスキーや焼酎などの蒸留酒が好きというのもあって、お酒に関してはあんまり血糖値を左右するものを飲んでなかった。

で、週末ほっとしたときに晩酌で美味しく飲めるようなレシピを考えてみて、デバッグしてみた。よかったものだけを紹介したい。以下のものははほぼ焼酎にもウイスキーにもあうが、個人差もあると思う。

1)豚レバー味噌生姜焼き
味噌でも小麦とか入ってるものではなく、豆100%ベースのものをつかう(というか、北京でうられているものは結構豆100%と麹というものがおおい)。豚レバーは綺麗に血抜きして、その上で白酒に浸して塩を入れて、臭みを除去。その後ニンニクとしょうがと一緒にいためて、最後に味噌を絡める。ニラをいれても結構うまいけど、なくてもOK。

2)鶏肉の肉骨茶
肉骨茶とはマレーシアとかシンガポールで有名な漢方系の味の強い肉スープ。本来は豚のスペアリブをつかって煮こんでいくのだが、個人的には鶏肉でつくるのが好き。肉骨茶のスパイスを購入し(北京だと新源里菜市場などで入手可能、1パッケージ2パック入で15元くらい)、お湯が湧いた鍋に鶏肉とスパイスをいれて、その後醤油で味を調整し、1時間ほど煮込む。実にうまい。ゆで卵を入れたり油揚げをいれたり、大根をいれても美味しい。中華風おでんみたいになる。

3)わかめときゅうりの酢の物
ポン酢があれば楽だけど、北京だと買いに行くのも面倒だし、結構たかいので自作する。出汁を濃い目にとって冷ましてから醤油を加え、レモン汁を絞っていれるだけで、相当らしくなる。きゅうりは薄く切ってふえるワカメを水で戻したものをよく絞ってからあえてできあがり。普通に美味しい。

4)鶏胸肉の肉団子
鶏胸肉をミンチにしてから刻んだニンニク、ネギ、おろした生姜をくわえて塩を少々いれる。それを沸騰した水がはいっている鍋に団子にしていれていく。浮いてきたら出来上がり。残ったスープは鶏スープとして美味しい味が出ているので、飲んだり料理につかってもOK。

5)きのこのソテー
一番美味しいのがこれ。北京ではスーパーでいろんな種類のきのこが安くうられているので、これらを買ってきて適当な大きさに切って、火の通りにくそうな肉厚のものから順番に中華鍋に放り込んでソテーするだけ。油は食用油やごま油をつかったり、西洋風にする場合は無塩バターでもOK。最後に醤油で味付けしたりしても美味しいし、先にトマトと塩でトマトソースを作ってからきのこを入れてトマトベースの味にしても美味しい。羊の肉と一緒にトマトソースで炒めてもムチャクチャうまい。コレは最高にいいアテになる。

6)大根のカレー炒め
まず薄いスライスにした玉ねぎを炒めて、しんなりしてきたら大根を薄いイチョウ切りにしたものを鍋に入れて、焦げないように透き通るくらいになるまで炒める。その後、上に書いた鶏胸肉のスープがあれば、それを少しいれて(なければ適当なだし汁でもOK)、蒸し煮にしつつ、カレーパウダーとチリパウダーをいれて焦げないように中火〜とろ火で水分を蒸発させつつ、少し残った水分がトロっとした状態になったら塩で味をつけて出来上がり。ヘルシーかつ美味しいし、味も強めなので、どんなお酒にもあう。

7)豆腐と野菜の炒め物
中国で言う北豆腐(日本だと木綿豆腐の水を切って固めにしたもの)を名刺の半分くらいの大きさで、厚さ大体5mmくらいに切ったものを、油多めの中華鍋で炒め揚げるようにして、固めになったところで油をすべて捨て、適当な大きさに切ったお好みの野菜をいれて、炒め上げる。頃合いを見て上記の鶏胸肉スープか、適当な出汁かスープをいれて絡めて、水分がなくなる前に塩で味付け(若干薄目にしておくこと)し、ある程度水分を飛ばした状態で出来上がり。野菜がいっぱい食べられるだけでなく、豆腐の食感が大変おいしい。好みで生のグリーンチリを刻んだものとかを入れてもピリピリしてておいしい。

8)豆腐の煮物
鶏スープなど適当にあまったスープをベースにして、豆腐をベースに大根とかきのこをとろ火で煮詰めていく。味が染みこんで美味しくなるだけでなく、体があったまるので、冷房のきいた部屋などで食べると大変おいしい。まぁ豆腐主体のおでんかな、これ。

9)大根と大豆のキンピラ
大豆は一晩寝かしておて、その後鳥スープなどでコトコトと煮込んで美味しく食べられるくらいにまでしておく。水分がなくなるくらいまでになったら、大根を短冊切りにしたものと一緒に中華鍋でごま油多めにして炒めていく。その際に、醤油と鶏スープ(または出汁)少々とを加えて、胡麻をいれる。ひじきや油揚げがあれば入れても美味しい。

10)卵と豆乳のオムレツ
無糖の豆乳と卵と塩を混ぜて撹拌し、バターをひいたフライパンで普通のオムレツを作る容量で作る。自家製トマトソースと一緒にたべると、かなり美味しいし、牛乳でつくったオムレツと違い、胸焼けがしにくく、胃にやさしい。お試しあれ

2010年8月9日月曜日

中国国産焼酎「朝香・純米焼酎」

中国にも中国産の日本酒や焼酎はある。以前にも「よかいち」を紹介したこともあると思うが、今回は沖縄の久米仙酒造株式会社が内モンゴルのウランホトで生産している焼酎「朝香・純米焼酎」をジャスコでかってきて飲んでみている。

元々は泡盛を内モンゴルで生産して日本国内で販売しているとのことだが、この焼酎、味は純米焼酎らしいというか、若干トロっとした舌触りがなかなか美味しく、しかもジャスコでは70元ということで、若干よかいちより高いものの、味は数段上のレベルで、お買い得感がとてもつよい。

さっきからちょっとのんでみているが、半分くらい飲んでしまった(写真撮影時点では1/3程度かな?)。スイスイとのめてしまうのも良いが、なによりしっかり米焼酎の味がしているのが大変うれしいし、よかいちのような薄い味ではなく、焼酎の味が堪能できるのがなによりも気に入ってしまった。

こういう企業さんの商品は、現地で会社を営んでいる身からすると、ほんとうに応援したくなる。以前は台湾との合弁だったそうなのだが、いまは独資で頑張っていらっしゃるとのこと。口には出せないいろんな苦労がおありだとはおもうが、ささやかながら、応援させていただきたく思い、今後焼酎は、この会社の焼酎を飲ませてもらおうかと思っている。というか、ウイスキーやめて焼酎だけにしようかな。。

2010年8月8日日曜日

チープなスピーカーをチープに改造

先週、チープなスピーカーを買った。MacMini用につかっていたスピーカーがちょっと不具合が出たので適当に選んで買ってきたものだ。30元(400円ちょっとかな?)くらいの激安スピーカーなのだが、それなりの音がするものの、音楽を聞いたりするには頼りなかったので、チープな改造をしてみた。

下の土台部分はそのまま、紙コップで、中にティッシュペーパーを詰め込み、上のラッパ部分も紙コップのそこをぬいたものを一応固定したような、非常にチープな改造だ。ホーンスピーカーのもっとチープな改造例かもしれないが、一応音がビビったりしないように、絶縁テープできっちり固定はしてある。

ところが、コレが結構よかった。なかなか聞ける音になるし、イコライザでちょっといじるくらいで、BGMくらいは全く問題なく聞こえるようになった。

大した改造でもないし、単純に家にあった紙コップを絶縁テープで張っただけのものだが、こんなものでもずいぶんと音がかわるものだなぁと、自分で作っておいて不思議な気分になった。

2010年7月30日金曜日

オフィスで徹夜の時に便利な折りたたみベッド

あんまりするべきことではないのかもしれないけど、なんだかんだ言って徹夜作業というのが続く時がある。そんなときに便利なのが、折りたたみのベッド。だいたい伸ばすと180センチくらいになり、横幅は70センチなので、ちょっと仮眠をとるくらいしか使えないのだが、それでも椅子を並べて横になるより相当楽に寝ることができ、かなり便利なアイテムだ。これは、うちの社員が会社の近所の東郊市場でかってきてくれたもので、120元くらい。布張りの軍用品みたいなデザインだけど、なかなかどうして結構頑丈な作りで、仮眠用にはもってこいのものだ。たたんでおけば場所も取らないので、しんどい時にはかなり助かりそうだ。ただまぁ、ベストはこういう簡易ベッドを使わなくてすむことだけどね。。。

2010年7月25日日曜日

車載内線電話

3G通信用のドングルを3Gルーターに直結して、3GルーターからLANケーブルでIP電話機(IAX機)へ繋いで、車載内線電話を構築してみた。3Gルーターは内蔵電池があるので、そのままつかえるが、電話機の電源は5V2AなのでカーオーディオのUSB出力から給電している。思いのほか安定していて、音質もクリアで音声の遅延もほとんど泣く、スムーズに聞くことができる。うちはIP電話ソリューションも提供しているので、車の中から日本の本社に内線通話したり、外線発信で日本の03の番号から発信して日本国内通話ができたり、外線から掛かってきた電話が内線番号を押して車内の内線電話機に掛かってきた電話を東京の本社に転送したり、車内電話会議にも参加できたりする。卓上型の電話機を無理やり車載にしているので、ちょっと不恰好だけど、もうちょっと電話機が小さくなればスマートにつかえそうだ。

2010年7月21日水曜日

熱波と湿度と黄砂の誇り

暑すぎてマシンがフリーズ。
それもそのはず。北京はホコリが多く、おそらく(というか確実に)相当な誇りがマシン内部に入り込んでいる。その状態でファンがまわるのだから、当然ファンがおかしくなるだろう。現状私のマシンの内部はファンがあっても回っていないような状態(回っていても意味がなさそうな状態)。なので、修理したいのだが、現状写真のような状態で乗り切っている。マシンの下には、当然冷却用のファンのついた台をおいて、上からも下からも冷やしている状態。はやく直さないとなぁ。。

霧の北京首都国際機場第三ターミナル

2010年7月14日水曜日

ついにきた! AVCHDビデオカメラNEX-VG10

噂されていたレンズ交換式のAVCHDビデオカメラを、アメリカのソニーがついに発表した!「NEX-VG10」そのままNEXのレンズがつかえ、アダプターをつかうことでαのレンズも使えるという。今後の各社の動向がきになるが、オーディオビジュアル機器メーカー「ソニー」の面目躍如となるか? 非常に気になる。画像はここから。

2010年7月13日火曜日

自社開発サーバー構想

自社で運用するサービスなどを考えた場合、一般的に二つの選択肢がある。一つはメーカー純正のしっかりサポートがついた製品を用いること。もうひとつは自社で設計するサーバを開発し、運用することである。基本的に私の会社は前者をこれまで前提としておこなってきていた。しかし、中国は、世界の工場と呼ばれているだけあって、世界中のよいものが集まっている反面、粗悪なものも出回っている。なので、メーカー純正を購入するにしても、どうしても自社でのデバッグを完璧にしてから出ないと運用するのが怖いのだが、それなら自社で開発したサーバを運用するのと大して変わらないんじゃないか、と思えるようになってきた。さらに、最近どうにも我々が望むような、そんなサーバがなかなかない。とにかくオーバースペックになってしまうことが多々あった。

そのため、自社で運用するために必要な要素からスペックを割り出して、どんなサーバがよいのか、再度定義することにしてみた。当然ながら、開発コストや運用コストといったことも含めていくのだが、これがなかなかどうして、結構いいサーバがつくれそうな状況だ。というのも、ケースや基板、その他の部材をふくめて、かなりのサプライヤが中国に存在しており、それぞれが日本での価格よりも相当安価に手に入るという恵まれた環境にあり、これらをフル活用して自分たちにとってベストなサーバを開発できてしまう環境にいる。

かなりローレベルな話になってしまうが、自社で欲しいサーバのスペックは、ごくごく簡単なものだ。大まかなスペックは、1Uラックマウント型で1/2Uであること、P4レベル以上のCPU、2G以上のメモリ、3.5インチHDD(SATA)でRAID1構成可、NICが2枚、CentOS3.4での運用に支障がないこと、消費電力が低いこと、筐体内のエアフローがしっかりしており、安定した運用が可能で、信頼性に優れ、メンテナンスが便利であること、ケーブル類の取り回しが楽であること、この程度である。当然ながらミッションクリティカルな運用にも耐えることが前提だが、この程度のサーバを日本で構築したり購入する半分以下で作ることができる。

お客様向けのサービスに投入するには万が一のケースを考えた500%の万全を期さないといけないが、自社運営サービスであればある程度の安定性と運用面でデバッグができて、自信がつくのであれば、運用に投入しても問題はないと判断し、この程自社サーバ開発を決定した次第だ。コスト面の大幅なダウンと自社開発ハードのナレッジが蓄積できれば、将来の新サービス投入時にも十分応用することができる。見たくれは良くないかもしれないが、十分実用に耐えるサーバは、意外と難しくはなさそうだし、なによりも全ての勝手がわかったサーバであれば、運用時に万が一があっても何をどうすればいいかが瞬時に判明する。ということで、明日より開発開始!

2010年7月10日土曜日

大望路付近の建設中ビル

この建設中のビル、2年ほど作りかけで殆ど放置されていたところ、昨年末くらいから急に動きかけて建設が一気に進んだビルだ。結構北京ではこういう作りかけで資金が尽きてその状態で身売りするビルがあったりするのだが、これもその例。建設途中の廃墟ビルとならなくてよかったわけだが、一応最上階まで到達して、あとは外壁や内装の施行に入っていくようだが、果たしてできあがるのはいつになるのだろうか。

2010年7月9日金曜日

夕暮れ時の大望路

夕暮れ時の大望路。大望路陸橋の西南方向から午後八時頃に華貿地区を望んだショット。北京にきたばかりの頃は、このあたりは結構古い町並みばかりだったのに、いまじゃ空が狭い摩天楼エリアになってきた。なんだかんだ、このエリアは好きなエリアだ。

2010年7月6日火曜日

冬は寒すぎて、夏は暑すぎてハードが壊れる。

今年の1月にサーバを導入するお客様のために仕入れをしていた時のことだった。氷点下20度まで冷え込んだ厳冬期のとある日。車のフロントグラスを綺麗にしようとかけたワッシャー液が一瞬でシャーベット状になってしまうほどの寒い日。なんと仕入れたばかりのサーバが、おそらく保管状況があまりよくなかったのだろう。寒すぎてメモリ接触エラーになってしまった。そもそも流体軸受けHDDなんて中の液体が凍ってしまうんじゃないかと思われるほど寒い。ちなみに車の中に入れておいたミネラルウォーターは全て氷。

そんな寒い時期があるかと思えば、昨日今日は40度超えの酷暑。気温の年較差は現時点ですでに60度を超えているという状態なのだが、今度は暑すぎて、車に積んでおいた緊急時撮影用のトイデジカメが壊れてしまった。おそらく中の基板が溶けたかなにかしたのではないだろうか。。。

暑いことは暑いのだが、乾燥した暑さなので、風が吹いていたり木陰に入ると割合過ごしやすい。ただじっと立っているととんでもない直射日光がジリジリと皮膚を焦がすように照りつけて、暑いというより痛い。明日から湿度が上がるそうなので、この気温+高湿度になるかとおもうと、かなり気が滅入ってくる。北京滞在中の皆様、水分補給には十分きをつけてくださいね!!

最高気温43度!

正直ヤバイくらいあついです。華氏ではありません、摂氏です。華氏だと100度超えてしまうくらい熱くなっています。夜は落ち着くものの、昼間はヤバイくらいにあついです。夏バテ要注意!

2010年7月3日土曜日

鳳凰PHENIX DC303-KD

昨年河北省・廊坊市にいったときに、ふと立ち寄ったクラッシックカメラ店で、長城PF-1を購入したときに、程度の良い新古品のような鳳凰DC303Kがあれば教えて欲しいということをつたえて、百数十元ほど金をわたしていた。すっかりそんなこともわすれて1年ちかくたった6月のある日、いきなり手元に届いたのがこのカメラ。店主から「いいのがあったから贈るよ」というSMSはもらっていたのだが、どう見ても百数十元でかえるようなものではないのに、気風が良い店主だ。まぁまたレンズなどはその店でかわねばとおもう。で、このカメラの型番は鳳凰PHENIX DC303-KDである。KDはデート機能がはいっているのだが、個人的にはつかわないので電池を抜いており、測光用の電池だけいれている状態である。

このカメラ、1980年代に京セラから鳳凰光学に技術提供及びバーター取引でヤシカFX-3スーパーを鳳凰光学で生産することになり、それが原型のカメラである。当時はY/C(ヤシカ・コンタックス)マウントであったそうだが、中国カメラのご多分にもれず、複数のマウントの同モデルがある。この303-KシリーズはペンタックスKマウント仕様だ。このモデル、結構国外にも輸出されているようで、日本でも購入できるようだが、現状では生産は停止しているようだが、他のDCシリーズなどでは世界中にOEMを提供していることもあり、現在でも生産されているようだ。ちなみに、Y/Cマウント、ペンタックスKマウントはもとより、MDマウントやFマウントなど、幅広く対応している。ちなみにケンコーやVivitarのカメラも、すべて鳳凰光学のOEMであるので、その実力派世界レベルになっていると思う。

絵作りとかは、フィルムを撮り終わってから、徐々に掲載していこうと思っている。

2010年6月28日月曜日

基板の美しさ

仕事柄、新しいハードウェアが届くと、色々とあれこれみてみるのだが、中でも一番すきなのは基盤系だ。みていて本当に飽きないし、整然と並んでいるその姿は、都市設計にも通じるほどの一つのアートではないかと感じることがある。無駄がなく、そして整然と設計されているからだろうか、一つの街を空撮してるような、そんな気分にさえなってくるから面白いものだ。

昔の基板は、これほど所狭しと設計されていなかったようにおもうが、最近の基板はテクノロジーの進歩とともに、より精密に、緻密になってきている。加えて、部品点数も増えてきているようにも思う。

過去に仕事でBeBOXというBeIncという会社が設計・製造した独自OSのマシンがあったのだが、このマシンも大変おもしろいものだった。パソコンが一般的に普及してきてはや20年。昔は自分で作る楽しみだったり、解決する楽しみがあったのに、今ではそういうことも少なくなってしまい「できて当然」「効率優先」になってきた。OSもハードもドンドン進化して、ドライバなんて概念がなくなってくるのかもしれない。そのときになったら、ハードもソフトも境界線がなくなってくるんだろうし、いまのような基板の景観もかわってくるのかなぁ、などと思いをめぐらしてしまう。

2010年6月17日木曜日

やっぱりウイスキー

酒好きの人でも、いろんなタイプがあると思う。酒の香りとかのどごしとか旨みとか、人それぞれ自分の好みのポイントがあるんじゃないかとおもうが、なんだかんだ行って、やっぱり私はウイスキーが好きだ。

接待などで飲み屋に行く時は、山崎とか響などを入れることがおおいが、最近ではたまにニッカも入れているお店があるので、そういう場合には余市などをいれることもある。ただ、日本のウイスキーは北京の市場価格ではなにげに高い部類に入ってしまう。日系スーパーだと、角瓶をあつかっているところがあるが、なんと135元(2000円くらい)する。

日本でも最近またウイスキーが流行っていると言うことだが、私は何故か昔からすきだ。おそらく以前親が買ってきたウイスキーを飲んでいたことに起因するのではないかとも思うのだが、のどごしとか旨みよりも、酒の持つ香りとかフレーバーが好きだからではないかともおもう。

どんなウイスキーでもいいのか、といわれるとそうでもない。ただ、高尚なことは正直わからないが、自分にとって飲んでホッとして、疲れが癒されるのがウイスキーであるのは間違いない。ウイスキーの語源はアイルランド語の「ウシュク・ベーハー」というそうで、生命の水という意味だそうだ。なんだか意味がわからないでもない。

この写真のウイスキーはGrant'sというウイスキーで、北京では比較的安価に手に入れられるウイスキーだ。グレンフィディックのウイリアム・グラント社のスコッチで、スペイサイドの原酒だけをブレンドしており、グレーンウイスキーでも結構いいものをつかっているようだ。値段も手頃だし、なにより水割りとかソーダ割りといったような飲み方では勿体無いくらいのよいフレーバーで、まろやかかつキレが良く、しばらくなめらかで心地よい後味を楽しませてくれる。個人的にはロックで飲むことが多く、最近結構常用させていただいている。アメリカでは第4位の売り上げを記録するほどうれているそうだが、正直第二位のJ&Bよりよほどうまい。

ただ、なんでかわからないが、時々角瓶とかオールドとかを無性に飲みたくなる。どこかでみたことがあるけど、角瓶とかオールドになると、もはやチキンラーメンとかペヤングとかカップヌードルとか、そういう領域なのかな。ケミカルでもないけど、なんだか日本人にとって忘れられない味なのかもしれない。

2010年6月15日火曜日

中国でのドライブで似合う音楽

最近では徒歩や自転車での出勤がおおいが、週末や仕事の都合でどこかに外出する際などは、愛車Jeep2500を運転して目的地まで向かうことが多い。都市圏内ならラジオで渋滞情報を聞くが、それ以外の場所などにむかったり、環状線をひたすら走るようなときなどは、軽く音楽を聞きながら走ることが多い。

そんな中、これまでに聞いてみた音楽で、どのエリアでどんなジャンルの音楽が非常にマッチするのか、個人的な感想を元にまとめてみたい。

北京市内(四環路以内エリア)
  • Smooth Jazz
  • Swing Jazz
  • Acid Jazz
  • Gil EvansなどのCool Jazz
  • 90年代のJ-POP
  • YMO、Kraftwerkなどのテクノポップ
  • J-Waveのポッドキャスティングなど

北京市郊外〜華北エリア、西北エリア
  • 喜多郎、Vangelis系統のシンセミュージック
  • カントリー
  • Bossa Nova
  • Afro-Cuban Jazz
  • トルコ音楽、アラブ音楽、アルジェリアのRaïなどの中東系音楽全般
  • ド中華な音楽

上記のような感じだが、多少例外もある。
開発区などの整備された郊外でSmooth Jazzを聴いていると、シリコンバレーとかで運転しているような錯覚に落ち入るが、漢字の看板を見た瞬間に一瞬で現実に引き戻されてしまう。中国の華北地域の郊外は、基本的にステップや砂漠のような景色がひたすらひろがっているので、カントリーや中東系などの音楽が非常にあう。喜多郎のシルクロードは、喜多郎が現地で作曲したのではないかとおもうほど、眼前に広がる光景の細かなところまでを音楽で表現していて非常に興味深いし、西域に向かっていることを自ら自覚できるような、そんな音楽だ。

人それぞれ好みがあるかもしれないが、他にも良い音楽などがあれば、是非おしえてください。

2010年6月14日月曜日

ブログの書き方

このブログのネタは、移動中などでアイディアをiPhoneに書いておいて、それを時間があいたときにちょこちょこと書きながら編集して作っている。物書きの仕事を以前していたことがあるためか、文章を書くことがひとつのストレス発散や頭の中のリラックスにつながっているため、いろんなことを適当に書いている。

iPhoneで買いた文章は、仕事の合間や帰宅してからの時間にざっくりラフを書いて、そのまま載せることもあれば、予約投稿で載せる場合もある。写真を撮影しても掲載するのが面倒なときもあるので、先に文章だけ載せておいて、あとで時間があるときに写真を加工したりして掲載するようにしている。文章を書くのが苦にならず、むしろひとつの楽しみなので、気長にボチボチとブログを続けていきたい。

探査機「はやぶさ」の帰還成功と私の中国滞在

ちょうど私が北京に来るか来ないかというSARSの真っ只中、はやぶさはイトカワにむかって打ち上げられた。それからこの長い年月をかけて地球に帰還したという。実に素晴らしいことだ。

2003年5月に打ち上げられたということなので、まさに私の在中期間とほぼかぶっているこの長い年月を宇宙空間を旅し続けていたと言うのは、本当にロマンのある話だとおもう。

もう八年目に突入した私の在中生活も、時間と共に自分自身も成長してきたと思いたいが、同時に中国経済成長の激動の七年間でもあった。アジアカップ開催、オリンピック開催、上海万博開催はもちろんのこと、それら以外にも中国は大きく変貌したし、今なお変貌しつづけている。

オリンピックを境に、いまや国際都市として大変貌を遂げたが、ハヤブサが飛び立ったころは「先進的な大規模農村都市」といったような状態だった。七年前、赴任のために降り立った北京空港第二ターミナルだが、当時はSARSの影響もあり、迎の客など誰一人ロビーまで入ることができない状態だった。

加えて、町中のビルと言うビルに空港などに有るようなサーモグラフィー型の体温管理システムが配備され、暑い中徒歩で移動してやっと目的地に到着したと思ったら、体温が高いために入館拒否に出くわしたり、何かといろんな目にあった。また、当時はいまほど歩道なども整備されていなかったこともあり、急いでいるときに慣れないガタガタの歩道を早足で歩いて転んだことも幾度もあった。

赴任当初は中関村エリアの南端にあたる西直門外大街と西三環路のエリアにある紫竹院のすぐ近所にすんでいたのだが、当時このエリアもスーパーまで徒歩25分、近くには小さな売店や小規模なレストランや食堂などが何件かある程度で、それほど際立ったものがなにもないエリアだったが、当時オフィスを構えていた白石橋まで非常に近いことなどもあり、ここには一年半ほど居を構えた。現在ではこのエリア付近は相当な変貌を遂げており、当時の不便さはすべて解消しているようだ。

これだけ波乱万丈な七年間を過ごした北京だが、今では日本にかえるとほっとするどころかそわそわしてしまい、北京に帰ってくるとほっとしてしまうほどになってしまった。ハヤブサも地球に帰ってきてまだそわそわしているのではないだろうか。

2010年6月7日月曜日

3Gルーター

先日河北省に所要で行ってきたのだが、その際に困ったのが無線LANスポットが皆無であること、そしてリアルタイムにネットに繋がらない環境が長時間続いてしまったことだった。さらにホテルのネット環境からはVPNが使えなかったため、大変不便な思いをしてしまった。

私のケータイは2.5Gまでは使えるし、Android端末であるG1も持参していたので、EDGEがなくても最悪GPRSが入ればメールなどもチェックできるのだが、どれもこれも入らず。ただ単にGSMだけの状態。これではメールなどがリアルタイムにチェックできず、どうしょうもない状態だった。ただ、どうやら周りを確認してみると、WCDMAは入るようだった。

中国ではTD-SCDMA、WCDMA、CDMA-2000、WiMAXなどがキャリアごとに混在している状態だが、全国どこでも平均的に速度が出て、なおかつ電波状況がある程度よいといわれているのがWCDMAのようだ。TDはそれほど速度が出ないようだ。

仕事柄ネットが入らない状態に身をおくことは、大変リスキーなため、現状考えているのが3Gルーターの導入である。これは3GSIMをパソコンなどにつなげるUSBのドングルのようなものをぶっさしてつかえば、電池駆動でどこでもWiFi環境を実現するものだ。使いようによっては車の中においておけば、車内有線/無線LANが構築できるので、理論上は車内IP電話とかができたりする。たとえば、ノートパソコンでサーバの作業をしながらIP電話ベースで連絡をとりつつ、Androidをカーナビ替わりに使うこととかも実現できる。これは大変ベンリだ。

ということで、夏前までにこうした環境を構築したいと思っている。ITの現場は常に戦場。これがないと、どっか行ったときになにか起きてしまったら、とんでもないリスクになってしまうと思うようになっている。

2010年6月1日火曜日

海鴎(SeaGull)DF

1966年に上海照相機廠から発売された「海鴎DF型」カメラは、135フィルム向け一眼レフで、60年代で最も成功したフィルム一眼レフカメラといわれている。クラッシックカメラ好きの方は、このカメラを見てミノルタのSRー1とおなじ形をしているように思う、と思われるかもしれないが、1964年に上海照相機廠がミノルタのSR-1をベースに開発をしたという、ようするコピーして作ったカメラだ。58ミリ単焦点レンズを備え、布幕フォーカルプレン式シャッターを備えている。シャッタースピードはB〜1000まで。またこのカメラはプレビュー版とよばれるカメラで、被写界深度確認ボタンをおしているような状態で見られるので、レンズを通して得られたボケ具合などもある程度綺麗にみることができる。また標準レンズはF2まで出ており、結構明るいレンズでもある。私の手元のDFにはUVフィルターをつけているが、当時はそんなものはなかったようだ。
 
発売当時は付加税込で180元という金額だったそうで、1960年当時の毛沢東主席の月給が404元だったそうだから、それを考えてもとんでもない金額だったことがよくわかる。また計画経済真っ只中で、かつ文化大革命の時代に発売されたカメラであり、ようするに、プロ向けのカメラとして発売されていたようだ。

このカメラ、ほとんど使っていない新品に近い綺麗な状態で保存されていた(多少の張り革の剥がれなどは40年以上前の古いカメラなのでしょうがないのだが)ものを、日本円にして1500円でゆずりうけたものなのだが、こんなに古いカメラなのに、各部は非常にしっかりと作動しており、頑丈なカメラだ。また金属ボディーもずっしりとしており、ボディーだけで1キロ弱あるのだが、これもまた手になじんで非常に気に入っている。写りも非常に素直で、付属のレンズもシングルコートながら見事な描写を実現している。SR、MC、MD各マウントが乗るので、安いレンズなども買いたせるのも魅力的だ。フィルムが手に入るうちは、こういうカメラを楽しんでみるのもまた一興かと思っている。

2010年5月31日月曜日

ペインテッド・バス

ドライブインシアターにいったときに、敷地の片隅にぽつんととまっていた日野製らしきバス。日本から船に揺られて輸入され、数々の人々を運んだ最後の姿が、オブジェとして夕日に生えたバスの姿だった。新しい年代の人々を見守りながら余生を過ごすその姿になんとなく切なくなってしまった。これからも、ずっとここで、新しい年代のシアター観客を見守っていて欲しい。

2010年5月30日日曜日

ヒックとドラゴン

久々に映画を見に行った。それもドライブインシアターだ。何かと忙しくて、自宅以外で映画を見たのは、なにげにトランスフォーマー以来なので、結構な時間が経過しているのだが、トランスフォーマーの時もドライブインシアターだったのだが、今回もドライブインシアターにいってきた。

ドライブインシアターは、日本ではあんまり馴染みが無いかもしれないが、アメリカでは結構ある映画館。車に乗ったままラジオのFMで音声が流れ、目前に大画面が広がる環境で映画を車内というプライベートな空間で鑑賞できるものだ。

じつはポンコツのわが愛車Jeep2500のオーディオシステムは断線まみれになっていたのだが、今日一日かけて直してみて、そのついでにドライブインシアターにいってみたのだが、で、何を見たかというと、日本では8月に上映予定になっている「ヒックとドラゴン」(英語名:How To Train Your Dragon)の3D版のものだ。3D映画は昨今アバターなどが有名だったが、実際みたのは小学生の頃に赤と青のサングラスを掛けてみたドラえもんの映画以来。また、メガネをかけているので3Dグラスをかけるのはちょっと面倒だったのだが、結構楽しむことができた。

ドラゴンが空を飛んでいる光景など、3Dでみるべき光景だなぁと改めて思ったのだが、なにせ全部中国語吹き替えで、なんとなく感じている雰囲気が英語版とちがうんだろうなぁとおもいつつ、少年がドラゴンとバイキングの共存社会を体をはって体験し、そして守り抜いていくそのストーリーは、児童文学の映画版とはいえ、大人が見ても結構楽しめる内容だったとおもう。

ただ、ちょっと3D映画をみるときは、使い捨てのコンタクトレンズなどをつけてから3Dグラスをかけて見るべきかな、とおもった。次回はそういう感じで見てみたいと思う。

2010年5月27日木曜日

長城 PF-1

デジタル一眼レフを購入してから、ほとんど1年ほど毎日にようにデジイチを持ち歩いていたが、バタバタした毎日で移動も結構することから、最近では愛機であるLumix DMC LX-3を持ち歩くことがおおい。実際にこのブログで上げている写真は、手持ちのiPhoneで適当にとった写真以外は、大概LX-3でとった写真が多い。

カバンはずいぶん軽くなったのだが、なんだか軽くなった分だけ他にも持ち歩きたくなってしまい、昨年購入していたフィルム一眼レフの長城PF-1をカバンに入れて持ち歩くようになってしまった。結局二つたしてしまえばデジイチの重さを超えてしまうというのに、なんともアホなことをやっていると、我ながら笑ってしまう。

このカメラは、レンズ固定式の一眼レフカメラで、このカメラ、なんと世界で初めてストロボを搭載した一眼レフカメラ「フジカST-F」というカメラのコピーでネットなどで写真を探すとすぐに出てくると思うが、ほとんど瓜二つだ。で、このカメラ、非常にシンプルな構造で、プログラム式ミラーシャッターという簡素な構造、プラスチックの外装なので、大変チープな質感なのだが、機械式のプログラム露出やら機会連結式フラッシュマチックなど、「フジカST-F」の独創的な機構をそっくり携えている。

で、このカメラ、チープなのに結構写る。写るといえば、フィルムの巻き上げは「写ルンです」タイプのジーコジーコと巻き上げる方式で、これがまた結構渋い。チープなカメラにも関わらず、ファインダーは結構大きく明るく、なかなか良いカメラだ。ただ、ミラーシャッターのためか、シャッター音が「バコン!!」という音を奏で、同時にミラーショックも結構大きいため、しっかり持たないといけない。

こういうキワモノ系カメラ、実は結構すきなのだが、なによりこのカメラ、1500円くらいで購入したこともあり、シャレでかったにしては、相当なお買い得だった。軽いし小さいし、携帯性はいいし、結構そこそこまともに映るカメラで、安かったから壊れても惜しくない。これほど気軽に写ルンです感覚で携帯できるフィルム一眼レフは、後にも先にもないだろうと思う。

2010年5月25日火曜日

夏だ夏だ〜!

連日三十度超えの北京だが、夜は相変わらず涼しい。
ふと空を見てみると、完全に夏空にかわってしまっていた。写真は家の近所の風景で、土木工事の用の砂がもられているのが、なんとも北京らしい光景かもしれない。この壁の奥の方には線路があるのだが、線路から写真の道までの間に、古くからある家並みなどが並んでいる。列車通過時には窓を占めていてもうちの家の方まで多少聞こえるくらいなので、真横に住んでいるとすれば結構うるさいのではないかと思う。ちなみに、24時間10分おきくらいに電車がとおっているので、夜中も結構うるさいんじゃないかなぁ。

2010年5月21日金曜日

JW マリオットの茶店のアイスコーヒー

夏になったら美味しいアイスコーヒーが飲みたくなるけど、中国に来てから金を払うのをためらうようなアイスコーヒーとか、怒りが込み上げてくるようなアイスコーヒーは幾度となく飲んだことがあるが、美味しいアイスコーヒーって、ほとんど飲んだことがなかった。

今日ちょっと所用があって華貿のマリオットのロビーにある茶店で打ち合わせをしたのだが、その時に頼んだアイスコーヒーが、本当に絶品だった。安物のアイスコーヒー独特の酸化した風味はまったくなく、氷までがアイスコーヒーでつくられているので、しばらく立っても味が変わることなく、最後までアイスコーヒーを堪能できる、素晴らしいアイスコーヒーだった。

また、ウェイトレスの態度も大変よく、何もいわずともササッと席にきてオーダーを取り、細かいことに気がついていることに驚愕してしまった。なんだか、あまりにスムーズな対応に拍子抜けしてしまった。会社から歩いて10分かからないので、これから美味しいアイスコーヒーを飲みたいときは、マリオットにいって飲むようにしたい。

2010年5月19日水曜日

夏日。。。

昨日の夜は結構寒かったのに、今日は結構な夏日。34度。なんだか一気に夏になってきた。夜は16度くらいなので過ごしやすいのだが。。。今日は割とカラッとしている天気なので、実質の温度よりはかなり過ごしやすいのだが、それにしても結構な温度である。

今年はどうも天気がおかしい。なんども雪がふったり、4月下旬まではかなり寒く、一気に熱くなってきても、雨が続いたりと、例年とはだいぶ違った天気だ。

天気というのは人間の精神状態であったり生活活動全般に対して影響を及ぼすものだとおもうが、こうも普段と違う天気ばかりが続いてしまうと、どうにもこうにも調子が来るってしまう。北京に北ばかりの頃には、北京のカラカラの天気になかなか馴染めなかったりしたものだが、へんなもので、一度慣れてしまうと逆に湿度があると、うだるように熱く感じてしまう。

なんか、一年中春みたいな気温になってくれればいいのになぁ。。。まぁムリか。

2010年5月14日金曜日

中国での雇用に関係する問題

中国で会社をやっていると、常に雇用関連の問題がつきまとう。別に中国に限った問題ではないかもしれないが、経営者としても決断しなければならないことが多々あったりする。

採用では基本面接を行うが、技術関連職は面接する前に試験を行うようにする。面接の方法としては、これまでの経験などをもとにして下記のような採点方法を取っている。

  1. 面接時間の厳守(面接前10分〜2分前に到着しているか)
  2. きちんとした身なりをしているかどうか
  3. 最近のだれでも知っているような話題を知っているか
  4. 履歴書に書いてある事項と本人が述べている事項が合致しているか
  5. 言葉を選んでいるか、自然に話をしているか
  6. 目を見て話しをしているか
  7. 全然関係ない話題をふったときにどんなリアクションをするか
  8. 面接中の話し方は相手のことを考えて話をしているか
  9. 沈黙があるかどうか(合計15秒くらいの沈黙は不可)
  10. 話をふったときに仕事に関する話題をふってくるか。
個々に書いた内容でいうと、1)に関してはいうまでもなく、社会人としての常識およびその人の時間間隔を試すもの、2)に関しても社会人として、および人格的なものを、3)は社会人として当然しっているべき情報を仕入れているかどうか、または情報に敏感であるかどうかということ、4)は頭の中がきちんと整理されているかどうか、および履歴書に書かれていることが真実であるかどうか、5)は過度に緊張していないか、自分の言葉で話をしているかどうか、および人の受け売りだけしてはいないかどうか、6)は今話している内容を自信を持っていっていることなのかどうか、7)は頭の回転および機転の良さを、8)は当然ながら仕事でコラボレーションする際にきちんとできる素質を持っているかどうか、9)は頭の回転の良さおよび雰囲気を察することが出来るかどうか、10)は自分の給料のことしかいわないかどうか、などの点をチェックする。

この他に、笑顔で受け答えするかとか、そういうのも昔はあったのだが、あんまり笑顔を期待してもしょうがないことがわかってきたので(誰も笑わないし)、あるころからやめた。

これらは、書類選考でだいぶふるい落としてから、上記のような角度でみていくのだが、こういう形でみていって残ってくるのは10人いて1人いるかどうかである。そういう中から一生懸命選んで行って、最終的に「おお、この人は本当に採用して正解だった」と心から思える人材は、さらに1/10以下である。

こんなことは、日本でもそうなのだろうとはおもうが、日本と中国を橋にかけて中国で仕事をするとなると、日本語がしゃべれます、だけでは仕事にならないケースがおおく、かといって人格とか社会人的な適性だけで選んでも、言語的に全く役に立たないというようなこともあり、バランス感覚が非常に難しい。なので、書類選考で相当絞りに絞って、日本語での履歴書やら中国語での履歴書やらで一旦ふるい落として、その上で面接をやってもこの程度のものである。逆に日本語能力の有無が関係ない職種(要するに中国語のみでOKの職種)は、多少楽にはなる分、その分見るところも多岐に渡る。ただ、書類選考で落としていた人材が再度応募してきて採用してみたところ、大当たりだったということもあるので、書類選考というのも実は考えものなのかな、とか色々と考えてしまうこともあったりする。

じゃんじゃん人を採用してバンバン仕事をさせられるだけの経済的体力があれば別なのだろうが、少数精鋭で無駄なく経営していこうとすると、どうしても厳格な採用基準にならざるをえず、かといって少数精鋭の企業には一般的募集人数そのものが少なかったり、どうしても大手に母数が集まってしまうという悪循環もあり、これらの中から本当に有能な人材を探し出していくことは至難の業だ。また、外部などの人材紹介会社などに頼んだとしても、正直状況はそれほど代わり映えせず、多少マシくらいな程度。逆にホップステップジャンプと転職を重ねていく人が多く登録していることもあり、少数精鋭にはあんまりむいていない、なぜならば知識などの人的財産が継承されにくいからである。

これらだけで終わってくれるのならばまだしも、これらに加えて偽物の履歴書やら学歴証明をもってくる輩もおおく(私も一度引っかかったことがある)、それらの確認作業などもはいる。さらに通常業務が必要であるから、人材を採用するとなるとかなりの労力がかかってきてしまう。モチベーションを上げられるような目標や待遇、コミュニケーション、配置、採用後は教育をせねばならず、言語間のコミュニケーションをスムーズにさせる必要もあり、日本よりも考えないといけないことが多く、かといってそれら一つ一つが致命的な問題だったりするのが、結構厄介だ。泣き言を言うわけではないが、素質の高い人を大量に紹介してくれるような人材紹介会社はないだろうか? そしたら一発で使うのになぁ。。。でも、そういう会社があると、採用するときの楽しみもなくなってしまうかも。。複雑な心境だ。

(※写真と本文は全く関係ありません)

ここはどこでしょう?

ここ、どこだとおもいますか? 一応ショップなんですけど、この画像だけで何を取り扱っているショップなのかわかったら、相当な中国マニアか中華圏でITやったことのある人くらいかもしれません。かなりディープなエリアです。ちなみに、店員さんは、みんな屈託のないイイ笑顔で、みんなとても親切な人ばかりです。

2010年5月13日木曜日

IDCで作業

今日はちょっといろいろとあって、IDCでの作業で夜中までかかってしまった。ふとみてると、S/Wのお化けのようなのが転がっていた。Huaweiの機械だが、なんでこんなものが放ったらかしにされているのかなぁと思って担当者に聞いてみると、お客さんがおいて行ってしまったものだそうだ。まぁ、こんな機械もらってもしょうがないし、U数とるだけなので、特段興味もわかないが、結構高価な機械であることは間違いないと思う。写真撮影許可をもらったので、思わずとってしまった。なかなかIDC内は写真撮影ができないので、貴重な一枚である。