2010年5月27日木曜日

長城 PF-1

デジタル一眼レフを購入してから、ほとんど1年ほど毎日にようにデジイチを持ち歩いていたが、バタバタした毎日で移動も結構することから、最近では愛機であるLumix DMC LX-3を持ち歩くことがおおい。実際にこのブログで上げている写真は、手持ちのiPhoneで適当にとった写真以外は、大概LX-3でとった写真が多い。

カバンはずいぶん軽くなったのだが、なんだか軽くなった分だけ他にも持ち歩きたくなってしまい、昨年購入していたフィルム一眼レフの長城PF-1をカバンに入れて持ち歩くようになってしまった。結局二つたしてしまえばデジイチの重さを超えてしまうというのに、なんともアホなことをやっていると、我ながら笑ってしまう。

このカメラは、レンズ固定式の一眼レフカメラで、このカメラ、なんと世界で初めてストロボを搭載した一眼レフカメラ「フジカST-F」というカメラのコピーでネットなどで写真を探すとすぐに出てくると思うが、ほとんど瓜二つだ。で、このカメラ、非常にシンプルな構造で、プログラム式ミラーシャッターという簡素な構造、プラスチックの外装なので、大変チープな質感なのだが、機械式のプログラム露出やら機会連結式フラッシュマチックなど、「フジカST-F」の独創的な機構をそっくり携えている。

で、このカメラ、チープなのに結構写る。写るといえば、フィルムの巻き上げは「写ルンです」タイプのジーコジーコと巻き上げる方式で、これがまた結構渋い。チープなカメラにも関わらず、ファインダーは結構大きく明るく、なかなか良いカメラだ。ただ、ミラーシャッターのためか、シャッター音が「バコン!!」という音を奏で、同時にミラーショックも結構大きいため、しっかり持たないといけない。

こういうキワモノ系カメラ、実は結構すきなのだが、なによりこのカメラ、1500円くらいで購入したこともあり、シャレでかったにしては、相当なお買い得だった。軽いし小さいし、携帯性はいいし、結構そこそこまともに映るカメラで、安かったから壊れても惜しくない。これほど気軽に写ルンです感覚で携帯できるフィルム一眼レフは、後にも先にもないだろうと思う。

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