2010年5月9日日曜日

朝陽区のマスコットキャラになった「洛宝貝」


最近、北京の朝陽区で建設現場の防護壁やら街頭広告に露出しはじめている「文明朝陽 共建共同受」の看板。文明とは高度な文化を持つ様をあらわしていて、ようするに民度の高い様子なのですが、この看板の意味は「共に作って共に共有しよう、民度の高い朝陽区」といったようなスローガン。この看板に必ずと行っていいほど出てくる女の子のキャラクターが「洛宝貝」(LuoBaoBei)で、このところずいぶんと出てきている。

洛宝貝はDaye TransMedia Group Ltd,.(略してDYTM)というアニメ会社がつくったキャラで、昨年からプロジェクトが始まっている。結構いろんな「愛心行動」プロジェクトの公式キャラとして登場していて、上海万博でもお披露目しているという、国ぐるみのプロジェクトのようなのだ。

これまで中国では、警察君みたいなキャラなど一部でキャラクターを使った宣伝活動を行ってきていたが、私の知っているところでは、地方政府の行政単位でこうしたキャラクターを使って大々的な社会性のある公共広告を打ったことは殆どなかったように思う。そのため、この広告が出てきた時には個人的には度肝を抜いたのだが、アニメなどのコンテンツ産業を国の産業として振興したい中国政府の肝入りのプロジェクトのようだ。なのだが、プロモーションビデオをみている限り、まんま日本のパクリと言ったような気もしないでもないが、基本かなり気合を入れて作っているのはよくわかる。

結構いろんな宣伝活動などをしていりょうで、一応キャラクターらしくカバーストーリーもつくられている。なかなか面白いので、今後も動きを見守っていきたいと思っている。

詳細は公式ブログ公式サイトから。







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