2010年7月3日土曜日

鳳凰PHENIX DC303-KD

昨年河北省・廊坊市にいったときに、ふと立ち寄ったクラッシックカメラ店で、長城PF-1を購入したときに、程度の良い新古品のような鳳凰DC303Kがあれば教えて欲しいということをつたえて、百数十元ほど金をわたしていた。すっかりそんなこともわすれて1年ちかくたった6月のある日、いきなり手元に届いたのがこのカメラ。店主から「いいのがあったから贈るよ」というSMSはもらっていたのだが、どう見ても百数十元でかえるようなものではないのに、気風が良い店主だ。まぁまたレンズなどはその店でかわねばとおもう。で、このカメラの型番は鳳凰PHENIX DC303-KDである。KDはデート機能がはいっているのだが、個人的にはつかわないので電池を抜いており、測光用の電池だけいれている状態である。

このカメラ、1980年代に京セラから鳳凰光学に技術提供及びバーター取引でヤシカFX-3スーパーを鳳凰光学で生産することになり、それが原型のカメラである。当時はY/C(ヤシカ・コンタックス)マウントであったそうだが、中国カメラのご多分にもれず、複数のマウントの同モデルがある。この303-KシリーズはペンタックスKマウント仕様だ。このモデル、結構国外にも輸出されているようで、日本でも購入できるようだが、現状では生産は停止しているようだが、他のDCシリーズなどでは世界中にOEMを提供していることもあり、現在でも生産されているようだ。ちなみに、Y/Cマウント、ペンタックスKマウントはもとより、MDマウントやFマウントなど、幅広く対応している。ちなみにケンコーやVivitarのカメラも、すべて鳳凰光学のOEMであるので、その実力派世界レベルになっていると思う。

絵作りとかは、フィルムを撮り終わってから、徐々に掲載していこうと思っている。

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