寒さが一段と増してきた北京だが、久々に肉じゃがが食べたくなってつくってしまった。実家に電話して肉じゃがの作り方を聞いて、改めてつくってみたのだが、母の領域に達するにはまだまだ時間がかかるなぁと思いつつ、自分なりには納得出来る味が再現できたつもりだ。
関東地方出身の方は、家の肉じゃがといえば豚肉なのだそうだが、我が家は関西系ということもあり、基本的に牛肉。シンプルながら奥深いあじが味わえるのも、牛肉ならではなのではないだろうか。豚肉の肉じゃがも食したことはあるものの、あっさりとした味わいになってしまい、これはこれでよいのかもしれないが、自分の中の肉じゃがではないと感じてしまう。肉じゃがのように、家庭料理の最たるものは、其々の人々が自分の中の「肉じゃが」の味をもっているのではないだろうか。
先日タオバオで業務用みりんをみつけて(一升ペットボトルで35元)しまい、早速購入してつかってみた。以前はみりんを買おうとすると、900mlで80元くらいしていたもので、購入に二の足を踏んでしまっていたのだが、一升でこれだけ安いものが見つかってしまうと、心置きなく使うことができるので、これはかなりありがたい。日本料理になくてはならない食材も、ネットのおかげでずいぶんと安く購入できるようになり、大変恵まれた時代になったものだとつくづく感じる。
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