ドライブインシアターにいったときに、敷地の片隅にぽつんととまっていた日野製らしきバス。日本から船に揺られて輸入され、数々の人々を運んだ最後の姿が、オブジェとして夕日に生えたバスの姿だった。新しい年代の人々を見守りながら余生を過ごすその姿になんとなく切なくなってしまった。これからも、ずっとここで、新しい年代のシアター観客を見守っていて欲しい。
2010年5月30日日曜日
ヒックとドラゴン
久々に映画を見に行った。それもドライブインシアターだ。何かと忙しくて、自宅以外で映画を見たのは、なにげにトランスフォーマー以来なので、結構な時間が経過しているのだが、トランスフォーマーの時もドライブインシアターだったのだが、今回もドライブインシアターにいってきた。
ドライブインシアターは、日本ではあんまり馴染みが無いかもしれないが、アメリカでは結構ある映画館。車に乗ったままラジオのFMで音声が流れ、目前に大画面が広がる環境で映画を車内というプライベートな空間で鑑賞できるものだ。
じつはポンコツのわが愛車Jeep2500のオーディオシステムは断線まみれになっていたのだが、今日一日かけて直してみて、そのついでにドライブインシアターにいってみたのだが、で、何を見たかというと、日本では8月に上映予定になっている「ヒックとドラゴン」(英語名:How To Train Your Dragon)の3D版のものだ。3D映画は昨今アバターなどが有名だったが、実際みたのは小学生の頃に赤と青のサングラスを掛けてみたドラえもんの映画以来。また、メガネをかけているので3Dグラスをかけるのはちょっと面倒だったのだが、結構楽しむことができた。
ドラゴンが空を飛んでいる光景など、3Dでみるべき光景だなぁと改めて思ったのだが、なにせ全部中国語吹き替えで、なんとなく感じている雰囲気が英語版とちがうんだろうなぁとおもいつつ、少年がドラゴンとバイキングの共存社会を体をはって体験し、そして守り抜いていくそのストーリーは、児童文学の映画版とはいえ、大人が見ても結構楽しめる内容だったとおもう。
ただ、ちょっと3D映画をみるときは、使い捨てのコンタクトレンズなどをつけてから3Dグラスをかけて見るべきかな、とおもった。次回はそういう感じで見てみたいと思う。
2010年5月27日木曜日
長城 PF-1
デジタル一眼レフを購入してから、ほとんど1年ほど毎日にようにデジイチを持ち歩いていたが、バタバタした毎日で移動も結構することから、最近では愛機であるLumix DMC LX-3を持ち歩くことがおおい。実際にこのブログで上げている写真は、手持ちのiPhoneで適当にとった写真以外は、大概LX-3でとった写真が多い。
カバンはずいぶん軽くなったのだが、なんだか軽くなった分だけ他にも持ち歩きたくなってしまい、昨年購入していたフィルム一眼レフの長城PF-1をカバンに入れて持ち歩くようになってしまった。結局二つたしてしまえばデジイチの重さを超えてしまうというのに、なんともアホなことをやっていると、我ながら笑ってしまう。
このカメラは、レンズ固定式の一眼レフカメラで、このカメラ、なんと世界で初めてストロボを搭載した一眼レフカメラ「フジカST-F」というカメラのコピーでネットなどで写真を探すとすぐに出てくると思うが、ほとんど瓜二つだ。で、このカメラ、非常にシンプルな構造で、プログラム式ミラーシャッターという簡素な構造、プラスチックの外装なので、大変チープな質感なのだが、機械式のプログラム露出やら機会連結式フラッシュマチックなど、「フジカST-F」の独創的な機構をそっくり携えている。
で、このカメラ、チープなのに結構写る。写るといえば、フィルムの巻き上げは「写ルンです」タイプのジーコジーコと巻き上げる方式で、これがまた結構渋い。チープなカメラにも関わらず、ファインダーは結構大きく明るく、なかなか良いカメラだ。ただ、ミラーシャッターのためか、シャッター音が「バコン!!」という音を奏で、同時にミラーショックも結構大きいため、しっかり持たないといけない。
こういうキワモノ系カメラ、実は結構すきなのだが、なによりこのカメラ、1500円くらいで購入したこともあり、シャレでかったにしては、相当なお買い得だった。軽いし小さいし、携帯性はいいし、結構そこそこまともに映るカメラで、安かったから壊れても惜しくない。これほど気軽に写ルンです感覚で携帯できるフィルム一眼レフは、後にも先にもないだろうと思う。
2010年5月25日火曜日
夏だ夏だ〜!
連日三十度超えの北京だが、夜は相変わらず涼しい。
ふと空を見てみると、完全に夏空にかわってしまっていた。写真は家の近所の風景で、土木工事の用の砂がもられているのが、なんとも北京らしい光景かもしれない。この壁の奥の方には線路があるのだが、線路から写真の道までの間に、古くからある家並みなどが並んでいる。列車通過時には窓を占めていてもうちの家の方まで多少聞こえるくらいなので、真横に住んでいるとすれば結構うるさいのではないかと思う。ちなみに、24時間10分おきくらいに電車がとおっているので、夜中も結構うるさいんじゃないかなぁ。
2010年5月21日金曜日
JW マリオットの茶店のアイスコーヒー
夏になったら美味しいアイスコーヒーが飲みたくなるけど、中国に来てから金を払うのをためらうようなアイスコーヒーとか、怒りが込み上げてくるようなアイスコーヒーは幾度となく飲んだことがあるが、美味しいアイスコーヒーって、ほとんど飲んだことがなかった。
今日ちょっと所用があって華貿のマリオットのロビーにある茶店で打ち合わせをしたのだが、その時に頼んだアイスコーヒーが、本当に絶品だった。安物のアイスコーヒー独特の酸化した風味はまったくなく、氷までがアイスコーヒーでつくられているので、しばらく立っても味が変わることなく、最後までアイスコーヒーを堪能できる、素晴らしいアイスコーヒーだった。
また、ウェイトレスの態度も大変よく、何もいわずともササッと席にきてオーダーを取り、細かいことに気がついていることに驚愕してしまった。なんだか、あまりにスムーズな対応に拍子抜けしてしまった。会社から歩いて10分かからないので、これから美味しいアイスコーヒーを飲みたいときは、マリオットにいって飲むようにしたい。
2010年5月19日水曜日
夏日。。。
昨日の夜は結構寒かったのに、今日は結構な夏日。34度。なんだか一気に夏になってきた。夜は16度くらいなので過ごしやすいのだが。。。今日は割とカラッとしている天気なので、実質の温度よりはかなり過ごしやすいのだが、それにしても結構な温度である。
今年はどうも天気がおかしい。なんども雪がふったり、4月下旬まではかなり寒く、一気に熱くなってきても、雨が続いたりと、例年とはだいぶ違った天気だ。
天気というのは人間の精神状態であったり生活活動全般に対して影響を及ぼすものだとおもうが、こうも普段と違う天気ばかりが続いてしまうと、どうにもこうにも調子が来るってしまう。北京に北ばかりの頃には、北京のカラカラの天気になかなか馴染めなかったりしたものだが、へんなもので、一度慣れてしまうと逆に湿度があると、うだるように熱く感じてしまう。
なんか、一年中春みたいな気温になってくれればいいのになぁ。。。まぁムリか。
2010年5月14日金曜日
中国での雇用に関係する問題
中国で会社をやっていると、常に雇用関連の問題がつきまとう。別に中国に限った問題ではないかもしれないが、経営者としても決断しなければならないことが多々あったりする。
採用では基本面接を行うが、技術関連職は面接する前に試験を行うようにする。面接の方法としては、これまでの経験などをもとにして下記のような採点方法を取っている。
- 面接時間の厳守(面接前10分〜2分前に到着しているか)
- きちんとした身なりをしているかどうか
- 最近のだれでも知っているような話題を知っているか
- 履歴書に書いてある事項と本人が述べている事項が合致しているか
- 言葉を選んでいるか、自然に話をしているか
- 目を見て話しをしているか
- 全然関係ない話題をふったときにどんなリアクションをするか
- 面接中の話し方は相手のことを考えて話をしているか
- 沈黙があるかどうか(合計15秒くらいの沈黙は不可)
- 話をふったときに仕事に関する話題をふってくるか。
個々に書いた内容でいうと、1)に関してはいうまでもなく、社会人としての常識およびその人の時間間隔を試すもの、2)に関しても社会人として、および人格的なものを、3)は社会人として当然しっているべき情報を仕入れているかどうか、または情報に敏感であるかどうかということ、4)は頭の中がきちんと整理されているかどうか、および履歴書に書かれていることが真実であるかどうか、5)は過度に緊張していないか、自分の言葉で話をしているかどうか、および人の受け売りだけしてはいないかどうか、6)は今話している内容を自信を持っていっていることなのかどうか、7)は頭の回転および機転の良さを、8)は当然ながら仕事でコラボレーションする際にきちんとできる素質を持っているかどうか、9)は頭の回転の良さおよび雰囲気を察することが出来るかどうか、10)は自分の給料のことしかいわないかどうか、などの点をチェックする。
この他に、笑顔で受け答えするかとか、そういうのも昔はあったのだが、あんまり笑顔を期待してもしょうがないことがわかってきたので(誰も笑わないし)、あるころからやめた。
これらは、書類選考でだいぶふるい落としてから、上記のような角度でみていくのだが、こういう形でみていって残ってくるのは10人いて1人いるかどうかである。そういう中から一生懸命選んで行って、最終的に「おお、この人は本当に採用して正解だった」と心から思える人材は、さらに1/10以下である。
こんなことは、日本でもそうなのだろうとはおもうが、日本と中国を橋にかけて中国で仕事をするとなると、日本語がしゃべれます、だけでは仕事にならないケースがおおく、かといって人格とか社会人的な適性だけで選んでも、言語的に全く役に立たないというようなこともあり、バランス感覚が非常に難しい。なので、書類選考で相当絞りに絞って、日本語での履歴書やら中国語での履歴書やらで一旦ふるい落として、その上で面接をやってもこの程度のものである。逆に日本語能力の有無が関係ない職種(要するに中国語のみでOKの職種)は、多少楽にはなる分、その分見るところも多岐に渡る。ただ、書類選考で落としていた人材が再度応募してきて採用してみたところ、大当たりだったということもあるので、書類選考というのも実は考えものなのかな、とか色々と考えてしまうこともあったりする。
じゃんじゃん人を採用してバンバン仕事をさせられるだけの経済的体力があれば別なのだろうが、少数精鋭で無駄なく経営していこうとすると、どうしても厳格な採用基準にならざるをえず、かといって少数精鋭の企業には一般的募集人数そのものが少なかったり、どうしても大手に母数が集まってしまうという悪循環もあり、これらの中から本当に有能な人材を探し出していくことは至難の業だ。また、外部などの人材紹介会社などに頼んだとしても、正直状況はそれほど代わり映えせず、多少マシくらいな程度。逆にホップステップジャンプと転職を重ねていく人が多く登録していることもあり、少数精鋭にはあんまりむいていない、なぜならば知識などの人的財産が継承されにくいからである。
これらだけで終わってくれるのならばまだしも、これらに加えて偽物の履歴書やら学歴証明をもってくる輩もおおく(私も一度引っかかったことがある)、それらの確認作業などもはいる。さらに通常業務が必要であるから、人材を採用するとなるとかなりの労力がかかってきてしまう。モチベーションを上げられるような目標や待遇、コミュニケーション、配置、採用後は教育をせねばならず、言語間のコミュニケーションをスムーズにさせる必要もあり、日本よりも考えないといけないことが多く、かといってそれら一つ一つが致命的な問題だったりするのが、結構厄介だ。泣き言を言うわけではないが、素質の高い人を大量に紹介してくれるような人材紹介会社はないだろうか? そしたら一発で使うのになぁ。。。でも、そういう会社があると、採用するときの楽しみもなくなってしまうかも。。複雑な心境だ。
(※写真と本文は全く関係ありません)
ここはどこでしょう?
ここ、どこだとおもいますか? 一応ショップなんですけど、この画像だけで何を取り扱っているショップなのかわかったら、相当な中国マニアか中華圏でITやったことのある人くらいかもしれません。かなりディープなエリアです。ちなみに、店員さんは、みんな屈託のないイイ笑顔で、みんなとても親切な人ばかりです。
2010年5月13日木曜日
IDCで作業
今日はちょっといろいろとあって、IDCでの作業で夜中までかかってしまった。ふとみてると、S/Wのお化けのようなのが転がっていた。Huaweiの機械だが、なんでこんなものが放ったらかしにされているのかなぁと思って担当者に聞いてみると、お客さんがおいて行ってしまったものだそうだ。まぁ、こんな機械もらってもしょうがないし、U数とるだけなので、特段興味もわかないが、結構高価な機械であることは間違いないと思う。写真撮影許可をもらったので、思わずとってしまった。なかなかIDC内は写真撮影ができないので、貴重な一枚である。
2010年5月10日月曜日
中国人による日本の不動産購入
私がまだ中学生くらいだったころは、日本の企業がアメリカの不動産を買いあさり、バブル真っ只中だったと記憶している。1989年10月、交換留学で訪れたニューヨークのタイムズスクエアを見たとき、ちょうど三菱地所に買収されたばかりの頃で、帰国後にその事実をしってがっくりしたこともあった。いわゆる「ジャパンマネー」海外資産買いあさり真っ最中だった。
いま、ちょうどそれに近いようなことが、中国から世界に発信されようとしているように思う。まだ規模は小さいものの、徐々にそうした波が出てきているのではないだろうか。私の知り合いの会社も、中国人富裕層による日本の不動産仲介などをおこなっているが、日本の不動産物件は非常に人気があるという。
中国の不動産は、たとえばマンションや商業ビルなどでもそうだが、築10年でもヒビが入っていたり、ひどいところだと新築でも完全に壁がずれていたりと、とんでもない施工がおおい。中国の報道の言葉を借りると「30年もすれば、もうほとんど産業廃棄物と化してしまう」ようなお粗末な作りが多いのに、日本では築10年などは普通に新築のように綺麗で、築25年でも中国の築5年でも太刀打ち出来ないほどのクオリティを保っているという。固定資産税やら物件の修繕費などを考えても、資産価値が(めちゃくちゃ)減少しないという意味で、お買い得のようだ(個人的にはこの見解には非常に懐疑的だが)。欧米の物件の場合、目的が移民ビザの取得だったり投機であったりといった明確な不動産投資であるのに対して、日本の不動産は、どちらかというと半分貯金するような感覚で購入しているようだ。おまけに、現在日本の不動産は底値ということもあって、中国よりも安くなってきている。
中国の不動産は非常にたかい。先日所用で拝見させてもらった施工中のマンションなどは、北京空港に向かう途中にある望京というエリアにある物件なのだが、場所は東京を例にしてたとえてみると、交通の便が極めて良くない習志野の郊外といったかんじだろうか。近所に鉄道がない、繁華街はあるが車がないと基本生活できないような場所だ。そんなところで、270平米で1平米単価3万7000元。これを今の大体のレートで(1元約14円くらい)で日本円で換算してみると、1億4000万くらいになる。ちなみに、これは確かに高級マンションではあるのだが、内装費用がコミコミではあるのだが,家具などは一切はいっていない。さらに立地条件も極めて良くない物件である。立地条件がもっといい場所ならば、この限りではないことは明白だ。それでも、このマンションの80%はすでに完売しているという。あきらかに投機目的で購入している人が大半だという。つまり、マンションを買っても住まずに寝かせておくわけだ。そのため、中国での高級マンションなどは、夜でも結構真っ暗なままだ。誰も住まずに寝かせているマンションが多い。上の写真は、実際に施工中の物件写真だ。
中国の銀行でもプライベートバンキングなどのサービスを開始してきているが、なかなかそれらが浸透していない。というのも、日本や欧米、香港などのプライベートバンキングとちがって、サービスの種類が少ないのに加えて、銀行のサービス自体をあまり信用していない。中国人がよくいうのは「家は逃げない」というのだが、そういう実態のあるものを購入し、それを転がすことで財をなして行くというのが、中国人の価値観的に最も安心できる投機方法のようだ。
国民の過剰投資の状態を少しでも抑制しようと、先日中国政府は、現在では1家族が家を購入する場合、1軒目までは通常通り銀行のローンなども適用できるが、2軒目からはこれらの条件がかなり厳しくなるように決定し、即座に施行されたのだが、今度は偽装離婚してでも家を購入するというケースが後を絶たないと言う。また、こうした政府方針の決定もあって、より海外不動産を購入しようとしている富裕層が増加してきていると言う。
海外の不動産を購入しても、中国ほどに不動産は高騰しないであろうし、むしろ慣れない土地で思わぬ失敗をすることも考えられるが、どちらにしても、いまや中国マネーは一時のジャパンマネーの再来かのように、世界中で報道されているようだ。中国国外にいるとなかなかわからないかもしれないが、中国人ほど金にシビアな国民はそうそういないし、逆に中国人ほど金払いのいい国民もそうそういない。国内の商売だけしかしらない日本人が、はたしてどこまで中国人富裕層と太刀打ち出来るのか。北京に7年住んでいるが、私自身はまだまだ彼らに挑んで100%の確率で勝てる自信はさらさらない。。。
【レシピ】鶏団子スープ
中華料理にインスパイアされてつくってみた鶏団子スープ。
すいません、美味しかったんで写真とるの忘れました。
レシピは下記の通り。
【材料】
1)鶏胸肉ミンチ(2枚分)
2)ネギみじん切り(大さじ2杯くらい)
3)ニンニクみじん切り(大さじ1杯くらい)
4)胡椒小さじ1杯
5)塩小さじ1杯
6)水だいたい1.5リットルくらい
7)木綿豆腐1丁
8)白菜適当にきったやつ
9)ごま油と普通の油
【作り方】
1)まず、鶏胸肉ミンチで団子を作ります。
作り方は、胸肉ミンチにネギのみじん切りを大さじ1杯とニンニクみじん切りと胡椒いれて、そのままこねます。多少バラつくようであれば、なんか蕎麦粉とかきな粉とかいれて、適当にまとめます。
2)香味油をつくります。
中華鍋でも普通の鍋でもいいので、まずごま油と普通の油をいれて、ネギとニンニクちょっとをいためます。なるべく強火で若干こげるくらい。
3)スープをつくります。
炒め終わったら、そのまま水を入れます。その後、沸騰してから1)を適当な大きさにしてどんどんいれて煮立てます。
4)豆腐と白菜を投入します。
予めサイコロくらいにきった豆腐と適当な大きさカットした白菜を鍋にぶちこんで、なんとなく平均的な感じにします。
5)味を整えます。
その後、塩とごま油ちょっといれて、味を整えます。好みで黒酢を加える感じ。
あと、多少(5分)くらい強火で煮込んで、出来上がり。
味はあっさりした味わいで、何にでもあうスープです。所要時間は大凡20分。忙しい時でも簡単につくれて、豚肉とか牛肉みたいに重くないのと、基本タンパク質のみで構成されるスープなので、太らないので、大変よろしいスープです。お試しあれ。
2010年5月9日日曜日
小覇王
見まごうことがないファミコンそのままだが、これは中国の20代〜30歳前後の人なら知らない人はいないといわれるほど国民的ゲーム機となっている「小覇王」というゲーム機。ファミコンと何が違うか、というと、全く同じ。というか、思いっきりパチっているもので、このゲーム機を買うと、もれなく70個くらいのゲームが同梱されたカードリッジがついてくるので、この一台だけでそうとう遊べてしまうと言うもの。なかにはスーパーマリオやテトリスはもちろん、マッピーやらエキサイトバイクやら、なんだか懐かしくて涙がでてくるようなゲームがギシギシに詰まっている。
ただ、いまではもうWiiやPS3、XBox、PSP、DSなどのゲーム機が氾濫しており、めったにこのゲーム機を見かけることはなくなった。私が北京に来たばかりの頃、結構まだこれを扱っているお店がおおくて、そこら辺で簡単に手にはいるような状態だったんだが、最近ではすっかり影をひそめて、ネットショップでしか扱わないような状態になってしまった。
ただ、思いっきりパチモノなので、買うのは控えられた方がいいとは思うが、中国のひとつの歴史が終わったことを、実感してしまう商品だ。
朝陽区のマスコットキャラになった「洛宝貝」
洛宝貝はDaye TransMedia Group Ltd,.(略してDYTM)というアニメ会社がつくったキャラで、昨年からプロジェクトが始まっている。結構いろんな「愛心行動」プロジェクトの公式キャラとして登場していて、上海万博でもお披露目しているという、国ぐるみのプロジェクトのようなのだ。
これまで中国では、警察君みたいなキャラなど一部でキャラクターを使った宣伝活動を行ってきていたが、私の知っているところでは、地方政府の行政単位でこうしたキャラクターを使って大々的な社会性のある公共広告を打ったことは殆どなかったように思う。そのため、この広告が出てきた時には個人的には度肝を抜いたのだが、アニメなどのコンテンツ産業を国の産業として振興したい中国政府の肝入りのプロジェクトのようだ。なのだが、プロモーションビデオをみている限り、まんま日本のパクリと言ったような気もしないでもないが、基本かなり気合を入れて作っているのはよくわかる。
結構いろんな宣伝活動などをしていりょうで、一応キャラクターらしくカバーストーリーもつくられている。なかなか面白いので、今後も動きを見守っていきたいと思っている。
2010年5月7日金曜日
中国国産携帯メーカー「K-Touch」のデジカメ
中国国産携帯メーカーで、タッチ入力形態を早期から自社開発・販売していたK-Touchこと「天語」が、二年くらい前からデジタルカメラをだしている。新品でもかなり安い。陶宝商場ではなんと350元(5000円ちょっと)である。もっとも、もっとブランド力のない会社だと、新品でも240元とか、ほとんどシャレみたいな金額で売られている。
で、K-Touchは、一応中国国内では名の通ったメーカーでもあり、そんなシャレみたいな値段よりちょっと高めに設定しているのだが、これが価格にふさわしくないくらい、かなりまともに機能するらしい。ちなみに先に断っておくが、手ブレ防止機能は、当然ない。
その350元のデジカメだが(2008年登場モデル)スペックを見ていくと、600万画素、2.4インチ液晶、広角(35mm)でF2.8、光学3倍ズーム(106mm、F4.9)、ISO800まで、といったようなものだ。まぁ、日本でいえば2005年くらいのコンデジのスペックだろうか。
で、どういうところで使われているのかというと、工事現場とか工場とかの、現場系で結構使われているという。タフな現場では、日本メーカーのタフさが売りのデジカメがいいかもしれないが、そのデジカメ1つで中国メーカーのものなら、ヘタをしたら10台かえてしまう。そのため、こういう現場では中国国産メーカーの独壇場のようだ。
そこそこうつるし、中国国産メーカーのデジカメは、単三電池駆動してくれる機種が非常に多いので、現場などでは余計に助かるのではないかと思う。記録用として割りきって使う分にはほぼほぼ問題はないだろう。以前みたときに、青の発色が鈍いのと、黒が潰れてしまいやすい傾向はあった。まぁ画像補正エンジンなどはほとんど積んでいないだろうし、そこまで綺麗な描写は期待できないとは思うが、一応3つくらい撮影モードがついていたように思う。
民生向けデジタル光学機器は、ほとんど日本製品が世界を大幅にリードしているといっても過言ではないだろうが、徐々に中国製も割り切った市場などで力をつけて、いずれ日本企業が抑えている市場に食い込んでくるのかもしれない。
で、K-Touchは、一応中国国内では名の通ったメーカーでもあり、そんなシャレみたいな値段よりちょっと高めに設定しているのだが、これが価格にふさわしくないくらい、かなりまともに機能するらしい。ちなみに先に断っておくが、手ブレ防止機能は、当然ない。
その350元のデジカメだが(2008年登場モデル)スペックを見ていくと、600万画素、2.4インチ液晶、広角(35mm)でF2.8、光学3倍ズーム(106mm、F4.9)、ISO800まで、といったようなものだ。まぁ、日本でいえば2005年くらいのコンデジのスペックだろうか。
で、どういうところで使われているのかというと、工事現場とか工場とかの、現場系で結構使われているという。タフな現場では、日本メーカーのタフさが売りのデジカメがいいかもしれないが、そのデジカメ1つで中国メーカーのものなら、ヘタをしたら10台かえてしまう。そのため、こういう現場では中国国産メーカーの独壇場のようだ。
そこそこうつるし、中国国産メーカーのデジカメは、単三電池駆動してくれる機種が非常に多いので、現場などでは余計に助かるのではないかと思う。記録用として割りきって使う分にはほぼほぼ問題はないだろう。以前みたときに、青の発色が鈍いのと、黒が潰れてしまいやすい傾向はあった。まぁ画像補正エンジンなどはほとんど積んでいないだろうし、そこまで綺麗な描写は期待できないとは思うが、一応3つくらい撮影モードがついていたように思う。
民生向けデジタル光学機器は、ほとんど日本製品が世界を大幅にリードしているといっても過言ではないだろうが、徐々に中国製も割り切った市場などで力をつけて、いずれ日本企業が抑えている市場に食い込んでくるのかもしれない。
自宅近所の渋すぎるオフィスビル
北京には結構渋いビルがあるのだが、自宅近所にある「朝陽糖業煙酒公司」のビルは非常に渋い。渋すぎる。モロに計画経済真っ只中に作られたビルのようで、その佇まいといい、醸し出す硬さといい、セキュリティほぼゼロに等しい構造といい、非常に興味深いビルだ。
この会社、朝陽区近辺でのタバコやら酒やらを卸している会社らしいのだが、実態は不明。検索しても全然情報が出てこない。外観から中身まで良く分からないのだが、こういうビルがなにげに存在しているのも、北京らしいところかもしれない。
この会社、朝陽区近辺でのタバコやら酒やらを卸している会社らしいのだが、実態は不明。検索しても全然情報が出てこない。外観から中身まで良く分からないのだが、こういうビルがなにげに存在しているのも、北京らしいところかもしれない。
2010年5月6日木曜日
一日の疲れを癒す芋焼酎

こんな日は、なんとなくウイスキーじゃなくて、フツーの焼酎が飲みたいなぁとおもい、セブンイレブンでうっている唯一の日本の焼酎である、宝酒造さんの「よかいち」をかってきた。ちなみに北京現地生産品である。おそらくだけど、原酒をそのまま北京までもってきて、加水してボトリングだけを北京でやっているんじゃないかと思う。なぜなら、原材料のところに「水、食用酒精」と書かれているからなのだが、たぶんこのほうが関税とか含めてコストダウンができるんだろうと思う。
ぼけーっと、色々とぐるぐる頭の中で回っていることを一旦整理して、G4MacMiniでサイマルラジオを聞きながら(チャンネルはJ-Wave)焼酎をロックでのみながら、なんだか日本にいるような気分になりつつ、なんとなく情報を収集して、頭を落ち着かせている最中。
それにしても、こんなこと七年前に北京に北ばかりのことでは考えられないようなことだ。焼酎は飲み屋で飲むか、週末にデパートか外国人向け食材店に行って仕入れるかといったような状態だった。そもそもセブンイレブンすらない状態。24時間営業のコンビニなんて皆無だった。インターネットは激遅で回線も不安定、日本のサイトを見ているとページを開くのに2分とか平気でかかったこともあった。それにサイマルラジオで(無理やり)日本の放送を聞くことなんて不可能だった。日本に比べればまだまだ不便なところがおおい北京だが、それでも相当進歩したものだなぁとつくづく思う。
それにしても、今日はすごい天気だった。どんよりした曇り空から、正午には雷を伴う猛烈な夕立が襲い、その後何事もなかったかのように、晴れ渡る夏空をみせ、夜になってから突風に近い強風が吹き荒れて、上着を来ても寒いような状態だった。なんだか春と夏とが混在していたような、そんな天気だった。。
この七年間北京にいて、こんな変な天気だったのは今年が初めてだとおもうが、もうちょっと安定した天気になってくれないものかなぁ。
2010年5月4日火曜日
鳳凰205
このカメラ、昨年私が購入したカメラで、中国で最も販売されたカメラといわれている「鳳凰205」というカメラだ。露出計もなにもついていないという、まんま「素」のレンジファインダーカメラなのだが、驚く事なかれ、このカメラはファイダーが等倍だったりする。
送料コミコミで150元で購入したのだが、なかなかどうして結構おもしろカメラで、表皮を茶色に張り替えていることもあって、かなり気に入っている。露出計などもなにもないので、自分で調べながらとらないといけないアナログさも結構気に入っているのだが、なにぶん時間が存分にないと楽しめないため、徐々に徐々に楽しんでいる状況。
いまでも在庫などで新品なども購入できるのだが、レンジファインダーファンには結構使い易くて良いカメラとして評判らしい。描写もそつなくとれるのがお気に入りだ。このカメラと、長城PF1は、気軽にガサガサと使えるフィルムカメラとして、結構持ち歩いている。以下の写真は205でとった写真を紙焼きをスキャンしたものなので全然荒いのだが、ちょっと参考までに。
送料コミコミで150元で購入したのだが、なかなかどうして結構おもしろカメラで、表皮を茶色に張り替えていることもあって、かなり気に入っている。露出計などもなにもないので、自分で調べながらとらないといけないアナログさも結構気に入っているのだが、なにぶん時間が存分にないと楽しめないため、徐々に徐々に楽しんでいる状況。
いまでも在庫などで新品なども購入できるのだが、レンジファインダーファンには結構使い易くて良いカメラとして評判らしい。描写もそつなくとれるのがお気に入りだ。このカメラと、長城PF1は、気軽にガサガサと使えるフィルムカメラとして、結構持ち歩いている。以下の写真は205でとった写真を紙焼きをスキャンしたものなので全然荒いのだが、ちょっと参考までに。


CESで発表されたSONY「DASH」が陶宝で販売中
CESで発表されたSONYのChanby端末こと「DASH」が陶宝網で販売中。アメリカからの個人輸入みたいだが、金額は2300元と、ちょっと高め。なんかこういう端末って非常に惹かれるけど、こういうのにVoIPクライアントが入ってると、もっといいんだろうなぁ。
2010年5月3日月曜日
VWのコンセプト電動自転車

かっこええなぁ。さすがVW。こういう電動バイクだと、地下鉄にももってはいれるし、スマートで知的な感じでいいねぇ。ただ、道の悪い北京ですぐに壊れてしまわないのかが疑問。
北京モーターショーで発表中。動画はこちらから。
夏日終了?
予報を見ていると、水曜日あたりからぐっと冷え込みそうなので、まだまだ長袖は出しておかないと風邪を引いてしまいそうだ。といいつつ、すでにTシャツ短パンで一昨日から活動しているので、この気軽さに一度慣れてしまうと、長袖にもどるのは面倒あなぁ。。。という気持ちが先行してしまう。
連休最終日、今日は自宅でのこった片付け物と仕事でおわりそうだなぁ。
今日のお酒【J&Bレア】

まずはトゥワイスアップで飲んでみてみるが、アメリカのスコッチ市場を寡占してるとかまで言われているそうだけど、たしかに辛めの味でマイルドなまとめ方なので、アメリカ人好みの味なのだろうなぁとおもいつつ、オンザロックで飲み直して、うーん、なんだろ、こう、ピートの香りが控えめで、なおかつ安ウイスキー特有の味がなさげなので何にでもあうお酒だけど、飲みすぎると悪酔いしそうな感じ。やっぱ個人的には普通にニッカのほうが美味しい気がする。
で、その後ハイボールで飲もうとおもって、炭酸水を持ってくる。そのまま割って飲んでみるが、やっぱ、レモンピールなんか入れるとおいしそうだなぁとおもい、台所にいって冷蔵庫からレモンをとりだして飲んでみると、うーん、いいかんじ。まぁ、連休のなか日だし、たまにはゆっくり飲みたいなぁと思い、ピーナッツを肴に仕事しながらゆっくり酒を嗜んでいる。
2010年5月2日日曜日
春と夏が同居
今日はちょっと風が強いため、午前中はどんよりした天気だったが、午後になってからかなり良い天気となり、ご覧の写真のように、花が咲き乱れ、新緑美しい夏日というワケの分からない天気となっている。
すんでいるところの敷地内に庭園があり、水も流れて美しい景色が目を楽しませてくれる。なんだか中国の南方の庭園のような美しさがあって、結構個人的に好んでいる。
パチVAIO

そんな斜め上をいくパチ業界で、最近結構注目を浴びているのが、パチVAIO PシリーズをパチったノートPCだ。VAIOというよりカラーリングからしてThinkPadをパチったのかとおもうくらいの出来栄えではあるが、なかなかどうして、結構つかえるらしい。ただ、VAIO Pの高級感というか「所有する悦び度」はかなり低く設定されているのか、結構無骨なデザインとなっている。
でも、このサイズで結構まぁまぁの機能のようだし、日本円にして二万数千円でかえてしまうのだから、この技術を別のところにもっていけば、もっとオリジナルあふれるよい製品がつくれるんじゃないか、と思うのだが。。。といいつつ、このパチノートはちょっとカバンに入れるには非常にベンリだし、壊れても元が安いからいいや、ということで、結構ラフにつかえそうなので、重宝しそうな気配だ。詳細に関してはこちらから。
無糖アンコ完成!

うちの近所にあるイギリス系スーパ「TESCO」で売られていて自社ブランドの小豆をかってきて、水に浸してから火にかけ、多少煮汁をすててぐつぐつ煮込む。砂糖をいれずにラカントSをいれることで、無糖状態のアンコをつくることにした。なんども火加減と出来上がり具合を確かめながら、結構いいかんじの状態になったところで火を止めて、しばらく放ったらかしにて余熱を使って水分が十分なくなるくらいになったところでさらに上げて撮った写真が上の写真。
たべてみたところ、普通のアンコとまったくかわらぬ、おいしいアンコであった。もうちょっと柔らかく作ってつぶし、発芽玄米をついて餅状のものを作ったら、超健康志向オハギができてしまうな。
2010年5月1日土曜日
韓国焼酎「チャミスル」

韓国焼酎全般にいえることは、日本のような蒸留酒100%で瓶熟成後、加水で度数と風味を調整する、というようなのではなくて、アルコール度数100%に近い原酒をつくって、そこから加水して香料などの添加と風味と度数を調整するかたちで作るらしい。なので、日本の焼酎とはどちらかというと別物らしいのだが、まぁ飲みやすさという意味ではどちらも変わらないかもしれない。
このチャミスルという韓国焼酎、芋焼酎と麦焼酎を割って加水したような味だな、とおもっていたら、本当に原材料は芋焼酎と麦焼酎らしい。おそらく純度のたかい芋と麦の原酒を加水してわったものなのだろう。ただ、熟成期間がほとんどないためだろうか、風味豊かに下の上を転がして楽しむような飲み方はあまりできない。どちらかというと、焼肉とか炒め物をたべるときに、キンキンにひやしたチャミスルをキューッと飲みながらというほうが向いているのであろう。
日本の焼酎だと「よかいち」シリーズが北京で現地生産しているが、これが720mlで70元くらい。それとくらべると韓国焼酎は360mlで18元だから、かなり御手頃な金額になっていることがわかる。日本の焼酎も現地生産するのなら、もっとやすくできないものかなぁ。。。がんばってくださいよ、宝酒造さん。。
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