寂しげにたたずんでいる二代目デボネア |
先日自動車の修理をしているときに、整備工場の近所にひっそりたたずんでいた二代目三菱デボネア。外装の状態は必ずしもいいとはいえないものの、内装の状態はまだまだよく、ちょっと整備すればいつでも走れそうな個体だった。北京に8年間いるものの、デボネアを北京でみたのはこれが始めて。
80年代特有の直線貴重なデザインで、なおかつ日本車らしい演歌調のデザインが非常に気に入った。ナンバーはまだついたままだし、「京C」から始まるナンバーであること、内部に残された駐車証などからみると、どうやら政府機関の車のようだった。ただ、ほこりを結構かぶっており、しばらく洗った後もないことから、廃車寸前ではないかと思われる。
近年北京では古い車に対しての規制が厳しくなってきていることから、このまま廃車にされるのかもしれない。日本でも滅多に見ない車であるし、整備面でもパーツなどの入手も大変そうだが、足回りをきちんと直して、オールペンするだけでも、相当見違える車になりそうなものだ。このまま新しい持ち主の手に渡らず、歯医者を待つだけだとしたら、大変もったいないことだと思う。
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