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懐かしいニフティサーブが期間限定でWEBにて再現! |
大学時代に某雑誌編集部で働いていた頃、名刺には電子メールアドレスなどまだなく、ニフティサーブとPC VANのアドレスを書いていたものだった。それもIT業界系だったからかもしれないが、インターネットが普及してもしばらくは、NIFTYのアドレスは業界では電子メールの標準のような状態だった。そのくらい、NIFTYにはずいぶんと世話になった。
当時は草の根BBSといったような、有志でやっているパソコン通信が結構とあった。テレホーダイの時間になると一斉に混み始め、10回20回ダイアルアップを試みて、やっとつながるような状態だった。掲示板やら情報交換、画像、ソフトウェア、ゲーム等々、いろんな情報が手に入る、いまでいうポータルサイトのようなものだが、テキストだけの世界で織りなす情報の世界に、嬉々としてのめり込んだものだった。
また、海外に行ったときにもずいぶんと重宝した。オーストラリアにいったときは、COMPUSERVE経由でニフティにつなげてメールを確認したりしたものだった。ちょうどWindows95の発売時(英語版発売時)にシドニーにいたため、いち早くWindows95を手に入れたのを昨日のように覚えているが、当時の記事もニフティサーブから送った。本当に世話になったものだ。
そのほか、いまでいうYahooオークションのような形で、個人売買の情報なども活発にニフティサーブ内の掲示板でおこなわれていた。日記サービスなどもあったように思うが、今の時代のように写真あり、装飾あり、といった華やかなスタイルではなかったが、16色しか発色できない世界の中で、基本は今と大して変わらないほどの情報流通が行われていたのだから、たいしたものだったのだなと感慨深くなる。
ニフティサーブ25周年を記念して解説されている再現サイトを使ってみていて、よみがえってくる当時のいろんな記憶を楽しみながら、来る10年後に今を振り返ってみると、どのように見えているのか、大変楽しみでしょうがない。
参照先:ニフティサーブ25周年記念サイト
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