2011年4月18日月曜日

京深海鮮市場

京深海鮮市場の光景。週末の早朝なので、人が少なく買い物しやすい。
朝早くから、北京の南三環路と南四環路の間にある、京深海鮮市場に行ってきた。ここに来るのは久々なのだが、たまには新鮮なエビや貝を食べたいと思い、徹夜明けに無理して行ってきた。上の写真を撮影したのは、朝5時36分。自宅を出発したのが4時50分だったので、まぁまぁ順調にたどり着いた方かともいえる。

エビ、シャコなどの専門店。分野毎に店が分かれている。
中国はどの市場にいってもそうだが(日本もそうだけど)それぞれジャンルごとに店が分かれている。そのため、何件か専門店をはしごして、気に入った食材を購入するため、ある程度交渉などが必要だ。いろんな海産物が購入できるのだが、タラバガニなどは一杯で1000元以上もする。当然業者や高級レストランが仕入れて卸すのだろうが、それにしても一般人には手が出ない金額。そのほかにも、とんでもなくでかい魚やムール貝などなど、数多くの海産物が手に入る。また淡水魚も数多く販売されており、川魚を主体とした中国料理には欠かせない食材なども手に入る。見ていても飽きないのだが、鯖をかいたかったものの、どこにも販売されていなかった。鯖は冷凍食品としてしか流通していないらしい。

基本的に鮮魚が主体なのだが、購入したのは、エビ、毛蟹、ホタテ、ホッキ貝。毛蟹は蒸して、エビは半分は茹でて半分は炒め物に、ホタテも半分は蒸して半分は炒め物に、ホッキ貝は解体後に薄く切ってからムニエルにして食べてみた。大変美味。どれも先ほど届いたばかりというような状態で、貝などは氷付けにして仮死状態にして持ってきているため、しばらくすると生き返ったように活発に動いていたので、なんだか食べるのが申し訳なくなってしまった。といいつつ、すべて感触。

久々に海の幸をこれでもかと食べたので、大満足だったのだが、日常生活においてそれほど海の幸が浸透しているとはいえない北京では、新鮮な生きた食材を捌いて食するとは、かなりのご馳走といえよう。値段も安いし味も絶品。今後はたまに顔を出してみるとしよう。

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