2010年4月30日金曜日

キワモノカメラ【Konica Auto-Reflex】

キワモノカメラで有名らしい、コニカのAuto-Reflexが陶宝網で出品されていた。
どうやらドイツ版のものようで、流石に金額はかなりするけど、非常に興味深いカメラだ。史上で唯一、一眼レフでフル版とハーフ版が切り替え可能!ということだそうで、まぁデジタル時代だとあんまり関係ないとは思うものの、当時ではそれなりに需要があったのだろうと思われる。

前に聞いた話だと、コニカの一眼レフは非常にフランジバックが短いそうで、色々なレンズの移植に大変適しているそうで、ならこのカメラでもいろんな楽しみ方があるのかなぁなどの夢をふくらませる物の、たぶん買ったとしても「おお、面白い」2日位使い倒して、そのままお蔵入りになるのは目にみえているので、見ているだけで楽しむほうが件名とも言える。なにせ、中古の結構まともなデジイチが買えてしまう金額だし、むしろ「そんなにかねかけるのなら、もっとレンズ増やせよ」とツッコまれそうな金額である。まぁ、見るだけにしておこう。

ただ、コニカの一眼レフで比較的高年式のものは、在庫などで新品が残っているそうなので、いずれ機会があったら、そうしたカメラなどを手に入れて、どんだけいろんなレンズを移植して楽しんでみたい。陶宝網での出品詳細はこちらから。



ハリボテな建物

この建物、正面からみると結構モダンな建物なのだが、ちょっと横から見るとこの有様。なんとレンガ造りのつぶれかかった家の道路側の壁だけ、ハリボテでモダンに見せかけていると言う、とんでもない作り方の建物。

デニーズの近所にあるのだが、なんというか、もうちょっと作るのならしっかり作りこめばいいのに。。。結構コストかけてハリボテつくっているようなので、このところが非常に惜しい。というか、こんな建物つくって恥ずかしくないのかなぁ。。。。恥ずかしかったらこんなハリボテする訳ないか。。

2010年4月25日日曜日

パチMacbook Air

私はMacユーザーだけど、なかなかAppleからサブノート的な製品が出ず、結局出たのはiPad。さすがにiPadでは仕事ができないのだが、現状は昨年の国慶節前に購入したMSI Windに無理やりOSXをのっけてミニMacbookと称して、出張やらモバイルではもっぱらコレを使っている。しかし、ビジュアルはどこまでいってもやっぱりネットブック。

以前は中国の小規模裏工場などでネットブックにりんごのマークだけつけたような粗悪なコピー商品が出ていたのだが、最近はこうしたコピー商品も徐々にレベルアップしてきている。中国最大のオンラインマーケットである「陶宝網」では、こうしたコピー商品がかなりの商品数になってきている。中身は普通のAtomプロセッサを積んだ12インチネットブックだが、金額はかなり安い。なんと2000元しない。正直どんだけのものなのか私にはわかりかねるが、実際にこのマシン、結構売れているようで、マックユーザーではない、普通の人が見たら、もしかしたらMacbookにしかみえないかもしれない。ただまぁ、こうした商品は保証とかもないので、基本こわれたら使い捨てという割り切りなのだろう。それにしても、最近のパチモノは、電源がはいっている間に光る液晶天板のりんごマークまで再現している。Macユーザとしてはこういう「ロゴ」までいれたマシンは是非やめて欲しい。。

中国では貧富の差が激しく、会社の近所のデニーズ(中国ではAllDaysという名称になっている)では、北京電視台の近所であることも理由かもしれないが、MacbookProをもっているひとが非常に多い。反面、こうしたパチ商品が市場に入り込んできていることも事実だ。こうしたカオスさ、というのも中国ならではなのかもしれない。下にその商品スペックを並べておこう。


处理器

INTEL N4501.66G)

内存

1G

屏幕

13.3 LED高清

接口

2USB口,1电源插口,1个有线网口,1HDMI口,1个耳机耳麦口,一个四合一读卡器接口

摄像头

内置130万高清

电池

3500毫安

规格

32.5*23*2.1CM(店主测量存在微小误差)

芯片

INTEL GMA X3150

160G

显示卡

集成X3150显卡

内置WIFI线网卡,内置有线网口

声卡

集成高音质声卡

配件

电池、电源适配器、遥控器、驱动光盘、说明书、保修卡

重量

1.3KG左后


2010年4月21日水曜日

青島の海鮮はめっちゃ美味い!

青島出張!

青島は山東省の海側の中心都市で、結構大きな都市だ。きくところ、600万人以上の人口がいる都市。北京とくらべるとこじんまりしているが、それでも大都市の風格はバッチリある。

町も大変綺麗で、かつ清潔。また空気も非常に湿っていて、北京のようなカサカサに乾燥した地方からくると、なんて過ごしやすいんだろう、ともうこと間違いない。さらに冬もそれほどさむくならず、夏も結構すずしいそうで、北方の中ではかなり過ごしやすい都市なのではないだろうか。

北京から飛行機で1時間かからずについてしまう青島は、海辺とあって海の幸はムチャクチャ豊富。今回は取引先の方のご招待で青島の地元海鮮料理をいただいた。非常に食べやすく、かつあっさりしていて、日本の海鮮料理のような味つけだった。北京は内陸なのでほとんど海鮮を食べることはないのだが、久々にたらふく海鮮料理をたべて、涙が出るほど嬉しかった。

2010年4月18日日曜日

ひじきごはん

最近健康に気を使うようになってから、主食の摂取量を減らすようにしている。また、自宅では白米を基本的に食べないようにして、外食でもやむを得ない時のみ食べるようにしている。

とはいっても、やっぱり幼い時から「ご飯」で育ってきている日本人。なんとかして健康的に食べたいと思い、最近たまにつくるのが「発芽玄米+こんにゃく加工ご飯粒」を炊いたご飯にひじきを混ぜ込んで作る「発芽玄米こんにゃくひじきごはん」。かなりヘルシーだし、単体でおかずいらずなので、これプラスにスープ逸品で結構食べることが出来る。なお、カロリーはかなり低め。

ひじきを作るときも、市販の出汁をつかうと結構糖分がはいっているので、鰹節を濃いめにだして醤油をいれ甘味料で甘みを整えたものを、鰹節をすでずにそのままおかかのようにして入れているため、糖質はほとんどゼロ。さらに食物繊維もかなり豊富なので、腸内もスッキリと一石二鳥な食事。是非オススメ。

2010年4月13日火曜日

疲れ目にボシュロムの目薬

画面ばかりみている仕事をしていると、どうしても目がつかれてきてしまう。日本産の目薬がなくなったので、最近もっぱらつかうのは現地生産版のロート目薬だった。で、最近ちょっと変えてみようと思い、ボシュロム社の現地生産版のものにしてみた。写真の目薬がそれ。

結構目がすきっとして、なおかつ目の疲れがスーっと引いていく感じがかなりよい。名前は「NAI敏維滴眼液(NAIの字は草冠をつけた「奈」)」

で、この目薬、どこでも買えるので結構重宝しているのだが、最近では会社ではロート、自宅ではこのボシュロムのものをつかうようにしている。会社でこれをつかうと結構スーッとする刺激が強いのもあってしばらくボケーッとしたくなってしまう。なので、自宅で風呂上りとか目がつかれたときに使うと結構リラックスできて良い感じ。

中国滞在中に眼がつかれたときは、薬局でコレを使うと結構いいですよ。

2010年4月11日日曜日

やられたぁぁぁぁ!!

さーてでかけよう、とおもって車に乗り込もうとおもったら、なんかおかしい。後ろから音が筒抜けに聞こえてくる。ふと車の傍を見ると、なんか見慣れたような感じのガラスがころがっている。
ふと運転席から後ろを振り返ると、なんとリアガラスがぬけているではないか!!

そう、わが愛車が車上荒らしにあってしまったのだ!!。写真を見てもらえばわかると思うが、リアガラスの留め具を綺麗にスライスしており、リアガラスをすっぽりと外して、イモビライザーが反応しないようにしている。その上で、スペアタイアだけを持っていかれている。その他、金目のものは一切手をつけておらず、GPSすらとられていない。スペアタイアだけを狙った、完全にプロの犯行だ。

まぁしょうがないので、一応警察にきてもらったのだが、あんまり役に立たず。保険会社も「ガラスは割られていないし外されただけなので、保険の対象にならない。スペアタイアは保険対象外だから、正直どうすることもできません」というとんでもない回答。車がとられたわけでもなければガラスも割れていないのだからということらしい。ありえない!とおもいながら、このまま走るわけにも行かないため、すぐ近所の修理工場でゴムの留め具を急遽しいれてもらい、なんとか発見2時間後に修復。いやいや、七年中国にいて初めての経験でした。

2010年4月6日火曜日

もうすぐ取り壊される建物

オリンピックに関連する再開発で、古い建物が相当数取り壊され、新しいビルなどになってしまったが、その取り壊しが決まった建物にかならずペンキで書かれる文字、それが「拆」の文字だ。

この文字がかかれてしまうと、遅かれ早かれ、最終的には強制的に取り壊されてしまう。かつて私が住んでいた東直門の近所のマンションの道の向かい側に広がっていた古い町並みは、わずか1日で広大な面積の古い建物が根こそぎ取り壊されてしまった。朝出勤前に取り壊しが徐々に始まり、家に帰ってきたら焼け野原のようになってしまっていた。途方に暮れた子連れの女性や、たくましく路上で物を売っていたり、炊き出しに駆けつけた親戚のような人々と喧嘩していたりと、なんともいえない気分になったこと覚えている。

この写真の光景は現在すんでいる場所からちかいところにある、取り壊しが決まった建物なのだが、なんとこの建物、すでに半年位ずっとしぶとく生き残っている。なんということもないちいさな建物なのだが、いつも人が出入しているので、だれかが住んでいるのだろう。いつ取り壊しが始まるとも分からない建物の中で暮らすというのは、どういう心境なのだろうか。こういう光景は、日本ではないかもしれないが、中国ではザラ。こんなところで、中国のハングリー精神などが鍛えられているのかなぁ。。

2010年4月2日金曜日

チャリンコ・ドレスアップ

わが愛機、永久自行車にライトとラッパをつけてみた。結構サマになっているようにおもうが、思いっきりレトロ感丸出しの狙い方になってしまった。ちょっとここまで決めてしまうと、フレームの塗装変更くらいしか、カスタムのしようがなくなってしまう。ただ、やっぱりメッキ関連のパーツは見た目もさることながら、実用的で無駄がないデザインというのもあり、結構好みだ。

北京市内は結構フラットだし、自転車一つで結構遠出もできる。会社の通勤にも、やっぱり自転車はエコでベンリで体力もつけられて、渋滞知らずなので、大変気に入っている。

2010年4月1日木曜日

壁を超えて

北京の街を歩いていると、超サイバーな景色と超レトロな景色、そして一般的な景色が入り混じって、相当なカオスとなっている。

このカオスを織りなしているのは、なにも北京に限ったことではなく、全中国がそうであるといえる。外資系ショッピングモールの道の向かい側は、いきなり屋台のラーメン屋があったり、その横にはガタガタになった道に佇むバス停があったりと、かなりムチャクチャだ。

ただ、こうした光景に慣れてしまうと、日本に帰国したときに妙な違和感を覚えてしまう。というのも、全てがしっかり、くっきり、そしてパキっとしている日本は、ある意味中国とは極めて対照的だからだ。

よく日中間は近くて遠い国、といわれることがあるが、それは政治的な距離だけではなくて、民衆の意識にも、相当現れているのではないかと思う。それが、いまの中国のカオスを織りなす根底になっているのではないかと考えている今日この頃だ。